谷口雅人

谷口雅人：異彩を放つ放送作家の軌跡

谷口雅人氏は、1979年7月25日、福井県武生市（現:越前市）に生まれました。彼は、放送作家として数々の人気番組を手がける一方、そのキャリアはラジオのハガキ職人としてスタートしました。

ハガキ職人時代：ラジオ界を席巻

谷口氏は、元々『西川貴教のオールナイトニッポン』や『ナインティナインのオールナイトニッポン』といった人気ラジオ番組のハガキ職人として活躍していました。中でも、鈴木あみの『鈴木あみ RUN!RUN!あみ〜ゴ!』には、「絶対読まれるから」という理由でハガキを投稿していたそうです。

ハガキ職人時代のペンネームは、本名と同じ「谷口まさと」。『ナインティナインのオールナイトニッポン』では、コーナー開始当初から意味不明なネタを送り続け、パーソナリティの岡村隆史から「（コーナーの）壊し屋」と呼ばれるほど、その異質な存在感を示していました。

1999年3月25日放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』木曜一部最終回「ハガキ職人大賞」では、他のハガキ職人たちと共にラジオに登場。ナインティナインと全く目を合わせないという内気な性格が、逆に異彩を放っていました。この回では、ガガーリン田中船長と共にハガキ職人大賞1位を獲得しています。

また、『めちゃ²イケてるッ!』の企画で、よゐこが『ナインティナインのallnightnippon SUPER!』にハガキを送るという企画では、よゐこにアドバイスをする人物として登場しました。

放送作家としての活躍

ハガキ職人としての才能を開花させた谷口氏は、その後、放送作家として活躍の場を広げます。

担当番組には、『はねるのトびら』、『学校へ行こう』、『笑う犬の情熱』といった人気番組が名を連ねています。2023年10月からは、『伊集院光＆佐久間宣行の勝手に「テレ東批評」』の構成も担当し、その才能を遺憾なく発揮しています。

ラジオのハガキ職人から、人気テレビ番組の放送作家へ。谷口雅人氏は、そのユニークな視点と発想力で、これからも多くの人々を魅了し続けることでしょう。

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