谷口雅美

谷口 雅美 (たにぐち まさみ)

概要

谷口雅美は、1976年9月17日に宮崎県宮崎市で生まれた元女子バレーボール選手であり、現在はゼネラルマネージャーとして活躍しています。彼女は女子バレーボール界での長いキャリアを経て、今なお新たな道を進む姿が多くの人々の支持を集めています。

来歴

彼女は小学校4年生からバレーボールを始め、宮崎日大高校を卒業後、1995年に小田急ジュノーに入団しました。しかし、1999年に小田急が休部となると、日立ベルフィーユに移籍。一度は逆境をも乗り越え、2001年にJTマーヴェラスに加入しました。彼女は、長い間同チームの主将を務め、Vリーグでの成績向上に貢献しました。特に2006-07Vプレミアリーグでは、日本人選手として最多得点を挙げ、チーム初のリーグ準優勝に寄与しました。

谷口はその高いジャンプと安定したスパイクを武器に、数多くの受賞歴を持ちます。黒鷲旗大会では敢闘賞とベスト6を連続して受賞し、まさにチームの要として君臨しました。2009年には、10年ぶりに全日本代表に選出され、日本代表としてワールドグランプリに出場。2011年にはVプレミアリーグで待望のリーグ制覇を果たし、黒鷲旗大会との2冠を実現しました。

引退とその後

2013年4月22日、彼女は2012-2013シーズンをもって現役を引退することを発表しました。同年の黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会が、選手生活の最後の舞台となりました。引退後は、2020-21シーズンからJTマーヴェラスのゼネラルマネージャーに就任し、さらに2024年には広島サンダーズのゼネラルマネージャーに転職することが決定しています。

人物・エピソード

谷口の性格は非常に明るく、ファンからは「隊長」と呼ばれ、多くの支持を受けています。また、彼女のニックネームは、宮崎県の特産品である「日向夏」にちなむものです。バレーボール選手としての一歩を踏み出すきっかけを与えたのは、実姉の谷口由美恵であり、彼女も同じく女子バレーボールの選手です。

一時期、日立が休部することになり移籍を目指していたが、結局JTからだけのオファーを受け、再び彼女を指導していた一柳昇監督のもとでプレーすることになりました。その経緯は、彼女が信頼と絆を持った関係の中でプレーを続けられた証でもあります。

所属チーム

• - 宮崎日大高等学校
• - 小田急ジュノー（1995-1999年）
• - 日立ベルフィーユ（1999-2001年）
• - JTマーヴェラス（2001-2013年）

受賞歴

谷口はその活躍から多くのオ accoladesを受けており、以下に代表的な受賞歴を挙げます。

• - 2003年 第5回V1リーグ 最優秀選手賞
• - 2003年 第52回黒鷲旗全日本選手権 ベスト6
• - 2004年 第53回黒鷲旗全日本選手権 敢闘賞、ベスト6
• - 2007年 2006-07Vプレミアリーグ ベスト6
• - 2008年 第57回黒鷲旗全日本選抜バレーボール大会 敢闘賞、ベスト6
• - 2009年 Vリーグ栄誉賞（長期活躍選手）
• - 2009年 第58回黒鷲旗全日本選抜バレーボール大会 ベスト6
• - 2010年 第59回黒鷲旗全日本選抜バレーボール大会 ベスト6
• - 2012年 第61回黒鷲旗全日本選抜バレーボール大会 ベスト6

彼女の努力と情熱は、バレーボール界において大きく評価され続けており、今後の活躍も非常に楽しみです。

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