豊橋市立石巻中学校

豊橋市立石巻中学校について

豊橋市立石巻中学校（とよはししりついしまきちゅうがっこう）は、愛知県豊橋市石巻本町に位置する公立の中学校です。この学校は、豊橋市における中学校の中で最大の校区を持ち、地域の5つの小学校の学区を含んでいます。

校訓と教育方針

同校の校訓は「自主共同・進取創造・質実剛健」です。こうした理念のもと、生徒たちは自らの力を発揮し、協力し合い、創造力を育むことが求められています。また、豊かな自然環境を活かし、のびのびとした教育が提供されていることも特徴の一つです。

生徒の約90%が自転車通学を利用しており、地域住民との交流も大切にされている学校です。特に、駅伝部は数回の全国大会に出場した実績があり、スポーツ活動においても成果を上げています。

沿革

石巻中学校の歴史は1947年に始まり、当初は石巻村・賀茂村・金沢村の組合立祥南中学校として設立されました。1949年には、賀茂村と金沢村の組合立双和中学校が開設され、石巻村立石巻中学校が創立されました。1955年には豊橋市への編入に伴い、校名が現在の豊橋市立石巻中学校に改名され、1958年には双和中学校が廃止され、賀茂小学校区が新たに加入しました。

施設

学校には、緑陰が広がる校庭や、鉄筋コンクリート造りの本舎（4階建て）と北校舎（3階建て）が整備されています。その他にも体育館と「石祥館」と呼ばれる道場が併設されています。さらに、北校舎の側には25mプールもあり、スポーツ活動が活発に行われています。

主な行事

特長的な行事としては、校内に植えられた茶の木から新茶を摘む「茶摘み」があります。この活動を通じて、生徒たちはお茶の大切さや、自然との共生について学びます。摘み取ったお茶を楽しむ「新茶を味わう会」も行われ、生徒たちは自らの手で作ったお茶の味を堪能します。

地元の名所

学校周辺には多くの名所が点在しています。石巻山や石巻神社、賀茂しょうぶ園などがあり、地域の自然や文化を楽しむことができます。月ヶ谷城や五本松城、西川城、嵩山宿、山本勘助のゆかりの地もあり、歴史を感じられるスポットが豊富です。

アクセス

豊橋市立石巻中学校へのアクセスは、豊鉄バスの豊橋和田辻線を利用し、和田辻バス停で下車後、徒歩約3分のところに位置しています。

このように、豊橋市立石巻中学校は歴史ある中学校として、自然との共生を重視し、自主性を育む教育を提供しています。

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