豊田厚生病院

豊田厚生病院

豊田厚生病院は、愛知県豊田市にある、愛知県厚生農業協同組合連合会（JA愛知厚生連）が運営する総合病院です。地域の中核病院として、高度な医療を提供しており、救命救急センターにも指定されています。循環器内科、心臓外科を中心に、県内有数の治療実績を誇る診療科が多数存在します。

概要

当院は、全国厚生農業協同組合連合会（JA厚生連）の病院の一つです。隣接する愛知県厚生農業組合連合会加茂看護専門学校と連携し、地域医療の担い手育成にも力を入れています。豊田市内では、トヨタ記念病院と並ぶ中核病院としての役割を担い、地域住民の健康を支えています。

院内には売店やレストランがあり、患者さんやご家族の利便性にも配慮しています。

沿革

当院の歴史は、1947年に加茂病院として仮診療所から始まりました。その後、移転や増築を重ね、診療科の拡充、医療設備の導入を進めてきました。

1947年5月：加茂病院として開院（内科、小児科、外科の3科、職員24名、病床数25床）。
1948年5月：挙母町旧城に移転新築（病床数38床）。
1948年8月：愛知県厚生連に移管。
1957年9月：コバルト60照射治療開始。
1959年12月：短期人間ドック開始。
1962年9月：元城町に移転新築（延建築面積8,230㎡、病床数300床）。
1963年4月：総合病院認可。
1964年7月：第2病棟増築（病床数414床、3階は准看護婦学院）。
1969年8月：人工腎臓透析室開設。
1970年4月：研修医初回受入。
1973年：電子顕微鏡導入。
1977年3月：無菌手術室・RI検査棟増改築、RI検査装置導入。
1979年2月：CTスキャナ導入。
1980年9月：第二次救急病院輪番制参加。
1983年3月：結核病棟廃止。
1986年1月：循環器撮影装置導入。
1987年10月：MRI装置導入。
1989年8月：体外衝撃波結石破砕装置導入。
1991年8月：高気圧酸素治療装置導入。
1992年：ボランティアグループ「かもボランテ」立ち上げ。在宅医療と訪問看護を行う医療保健福祉部を開設。
1993年：救急心電図電送システム受信装置設置。かも在宅介護支援センター受託。病棟増改築（病床数600床）。
1994年5月：加茂訪問看護ステーション開設。
1996年11月：地域災害拠点病院指定。
1998年5月：病診連携室開設、開放型病床10床整備。
1999年：難病医療協力病院指定。クリニカル・パス導入。加茂病院介護保険センター開設。
2002年4月：循環器センター開設。
2003年：ICU稼動。オーダリングシステム導入。臨床研修病院指定。
2004年3月：病院機能評価認定。
2005年12月：加茂病院移転新築工事起工。
2007年：地域がん診療連携拠点病院指定。豊田厚生病院竣工。
2008年：豊田厚生病院として移転開院（病床数606床、感染症病床6床含む）。電子カルテ導入。救命救急センター指定、地域中核災害医療センター指定、第二種感染症指定医療機関。DMAT指定医療機関。
2009年：病院機能評価認定更新。バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰優良賞受賞。
2010年5月：第1回豊田厚生病院祭開催。
2011年：卒後臨床研修評価認定。DPC対象病院としての運用開始。歯科医師臨床研修施設指定取得。
2012年：患者相談対策室開設。術前検査センター（現在の入退院支援センター）開設。
2013年：一般病棟入院基本料7対1取得。人間ドック健診施設機能評価認定。
2014年：内視鏡センター、生理検査室、通院治療センターの整備。
2015年：無菌室（クリーンルーム）増室。
2016年：医療被ばく低減施設認定。
2017年：地域医療支援病院承認。
2018年：人間ドック健診施設機能評価認定更新。
2019年：病院機能評価認定更新。がんゲノム医療連携病院指定。脊椎脊髄センター開設。
2020年：ISO15189認定取得。感染症内科開設。

長年にわたり、地域医療を支え続け、最新の医療技術を取り入れながら、常に進化を続けています。

診療科目

内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、血液内科、腫瘍内科、神経内科、外科、心臓血管外科、呼吸器外科、消化器外科、乳腺外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、精神科、病理診断科、臨床検査科、救急科、感染症内科の30科があります。

交通アクセス

名鉄豊田線「浄水駅」下車、地下遊歩道にて徒歩約5分（直結）。
とよたおいでんバス・さんさんバス「豊田厚生病院」停留所下車、徒歩約1分。

外部リンク

豊田厚生病院
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豊田厚生病院公式Instagram

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