豊田将万

豊田将万のプロフィール

豊田将万（とよた まさかず）は、1986年5月15日に生まれた日本の元ラグビー選手です。九州・福岡を拠点とし、ジャパンラグビートップリーグのコカ・コーラレッドスパークスで活躍しました。身長189cm、体重108kgの大型選手で、ポジションは主にロックやナンバーエイトを務めました。

生い立ちと高校時代

幼少期の3歳からラグビーを始め、福岡の「かしいヤングラガーズ」で基礎を築きました。東福岡高校では、2年次にNo.8として全国大会に出場し、ベスト8に進出。3年次にはキャプテンとしてチームを牽引し、準々決勝で名門啓光学園と接戦を繰り広げました。この時期には、プロサッカー選手の長友佑都と同級生であり、校内ではランチを共にする仲間でした。

大学時代

早稲田大学に進学後は、入学早々からレギュラーに定着し、大学日本一を経験。特に2年生では、トヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦し、驚きの勝利を収めました。肩の怪我に悩むこともありましたが、3年生では委員に選出され、チームを牽引する自覚が芽生えました。決勝では慶應大学に圧勝し、念願の荒ぶるを獲得。4年生で主将を務めた際には、「Dynamic Challenge」というスローガンのもとでチームを引っ張り、帝京大学との決勝でリベンジを果たし、再び優勝を果たしました。特に優勝後のインタビューで発した「やばいっす。」は、多くの話題を呼びました。

社会人ラグビー

卒業後の2009年にコカ・コーラウエストレッドスパークスに加入し、同年のジャパンラグビートップリーグで公式戦初出場を経験。2012年にはチームの主将に就任し、チームをまとめる役割を果たしました。2019年3月には、通算11年にわたる現役生活に幕を下ろし、その後は社会人生活に専念しています。

代表歴と功績

豊田は若い頃から日本代表としても活動しており、2004年にはU-19日本代表として南アフリカでの大会に出場。高校時代にも日本代表としてニュージーランドに遠征し、また、2006年には7's日本代表に選出されました。さらに、2009年にはトップチームの日本代表メンバーにも名を連ね、アジア5ネーションズやパシフィックネーションズに出場するなど、国際舞台でも活躍しました。

結論

豊田将万は、チームプレイヤーとしてだけでなく、リーダーシップを発揮した存在でもありました。そのプロとして、大学選手権や国内リーグでの成功はもちろん、国際舞台での活躍も評価されています。引退後も、ラグビー界に何らかの形で貢献し続けていくことが期待される選手です。

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