赤坂エクセルホテル東急

赤坂エクセルホテル東急：53年の歴史に幕

東京都千代田区永田町（赤坂見附）に位置していた赤坂エクセルホテル東急は、2023年8月31日をもって閉館しました。1969年の開業以来、53年間にわたり、ビジネスや観光の拠点として多くの人々を迎え入れてきたホテルの歴史に幕を閉じました。東急ホテルズに属する同ホテルは、2002年に「赤坂東急ホテル」から改称され、新たなスタートを切りました。

開業から閉館まで

1969年9月13日、赤坂見附の外堀通り沿いに「赤坂東急ホテル」として開業。その後、2002年4月1日には東急ホテルズのブランド再編成に伴い、「赤坂エクセルホテル東急」と改称されました。

時代の変遷とともに、ホテルは多くの改良や設備の更新を重ねてきました。快適な滞在を提供するため、常に進化を追求し続けてきました。また、2011年3月31日までは東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルとしての役割も担っていました。ディズニーリゾートへのアクセスが便利であることから、多くの観光客に利用されました。

しかし、建物の賃借契約満了という事情により、2023年8月31日をもって営業を終了しました。閉館の知らせは、長年ホテルを利用してきた人々や、地域住民に惜しまれつつ、53年の歴史に幕を閉じました。

ホテルの施設

赤坂エクセルホテル東急は、4階から12階までの全487室を有するホテルでした。各客室には高速インターネット接続が完備され、快適な環境が整っていました。

ビジネス客向けには、宴会場が設置され、会議やパーティーなどに利用されていました。（2023年2月1日より、宴会場の営業は停止されました）その他、ホテル内には複数の飲食店、東急プラザ赤坂（ショッピングアーケード）、コンビニエンスストアなども入居し、滞在中の利便性を高めていました。

アクセス

赤坂エクセルホテル東急へのアクセスは大変良好でした。

東京国際空港（羽田空港）および成田国際空港からは、東京空港交通のリムジンバスが運行していました。
港区のコミュニティバス「ちぃばす」青山ルートおよび赤坂ルートを利用し、「赤坂見附駅」で下車することもできました。

まとめ

赤坂エクセルホテル東急は、半世紀以上にわたる歴史の中で、多くの思い出と記憶を刻んできました。その存在は、地域社会に貢献し、多くの来館者に愛されてきました。閉館は残念ではありますが、ホテルが築き上げてきた歴史と伝統は、人々の記憶の中に長く残り続けることでしょう。

もう一度検索