赤尾由美

赤尾由美について

赤尾由美（あかお ゆみ）は、1965年5月7日生まれの日本の実業家であり、政治活動家です。彼女は元参政党の共同代表であり、その活動の中で「ゴレンジャー」と呼ばれる5人のコアメンバーの一人として知られています。彼女は大日本愛国党の創設者である赤尾敏の姪でもあります。

来歴

東京都豊島区で生まれた赤尾由美は、父の四郎が設立したアルミ圧延メーカー、アカオアルミグループの経営者です。父の死去後、彼女は1996年にその代表に就任し、経営を引き継ぎました。アカオアルミグループは、東京都練馬区と栃木県、群馬県に4つの工場を持ち、アルミ製品の製造や不動産業、自社製品の開発などを行っています。

大学卒業後は、行政書士の講師やジャズダンスのインストラクターとして活動し、幅広い経験を積みました。2014年には、河添恵子と共に書籍「国防女子が行く」を出版し、政治的な言論活動を開始しました。

政治活動の中で、彼女は2017年の衆議院議員総選挙に日本のこころ公認で立候補しましたが、残念ながら落選。その後も経営者としての活動を続けながら、講演や対談、執筆を行っています。

2021年12月に参政党の共同代表に就任し、2022年の参議院選挙にも出馬しましたが再び落選。その後、党のボードメンバーに留まるも、2023年にはその職を退任し、党のアドバイザーとして活動を続けることが決まりました。

政策と思想

赤尾由美は、男系による皇位の存続を支持しており、日本会議の友好団体「皇統を守る国民連合の会」の呼びかけ人としても活動しています。反グローバリゼーションを掲げ、日本の既存政党が多国籍企業の利権にかかわっていると主張しており、特に日本の政治が他国の影響を受ける現状に警鐘を鳴らしています。

彼女の意見の中には、COVID-19パンデミックに関する独自の見解があります。彼女はこれを「計画されたパンデミック」とし、国民の生命や健康が損なわれているとする主張をしています。

パーソナルな側面

赤尾由美は、スピリチュアルなテーマにも言及することがあります。2022年の選挙演説では神の存在を語り、唯物史観教育がもたらした影響についても触れています。彼女はまた、霊能力者の並木良和との対談も行い、スピリチュアルな面での考えを発信しています。

彼女はメディアにも登場しており、特にテレビ番組などで自らの意見を表明しています。最近では、パワーストーンショップのYouTubeチャンネルにも頻繁に登場し、その活動を通じて新たな視点を提供しています。

著作活動

赤尾由美は数冊の書籍を著しており、主な著作には『民進党(笑)』や『愛の右翼 赤尾 敏』などがあります。また、彼女は共著や対談形式でも様々な作品を出版しており、多様なテーマについての見解を示しています。

まとめ

赤尾由美は、自らのビジネス活動に留まらず、政治活動やスピリチュアルなテーマへの関心を持ち続けています。彼女の経歴や著作は、日本の政治や文化の一端を理解するための重要な素材となっています。

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