赤木基浩

赤木基浩（あかぎ もとひろ）は、1980年6月28日生まれ、大阪府出身の元ラグビー選手です。ポジションはウィング（WTB）を務めていました。

身長168cm、体重71kgと、ラグビー選手としては小柄な体格ながら、その俊敏性と高い運動能力を活かしたプレーが持ち味でした。高校時代からその才能は注目され、大工大高校（現在の常翔学園中学校・高等学校）時代には、第22回高校東西対抗に出場。この大会は、東西の優秀な高校生ラガーマンが集まる大会であり、赤木選手のポテンシャルの高さを示していました。

1999年、大工大高校を卒業後、大阪体育大学に進学。大学でもラグビー部に所属し、着実に実力を伸ばしていきました。大学時代には関東代表候補にも選出され、その実力は広く認められるようになりました。

2003年、大阪体育大学卒業後、社会人ラグビーチーム「セコムラガッツ」に加入。同年11月15日には、ジャパンラグビートップリーグ第4節の神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦に先発出場を果たし、公式戦デビューを飾りました。この試合は、赤木選手にとってプロラグビー選手としての第一歩となる記念すべき試合となりました。

セコムラガッツでは、ウィングとしてチームの攻撃を牽引。持ち前のスピードとアジリティを活かし、トライを量産しました。しかし、2005年、惜しまれつつも現役を引退しました。

赤木選手のラグビーキャリアは、その体格からは想像できないほどの高いポテンシャルと、ひたむきな努力によって支えられていました。小柄な選手でも、努力次第でトップレベルで活躍できることを示した、そのプレーは、多くの人に勇気と感動を与えました。

関連情報

大阪府出身の人物一覧
常翔学園中学校・高等学校
大阪体育大学ラグビー部
セコムラガッツ
麻田一平 - 大工大高校時代の同級生。

外部リンク

ジャパンラグビートップリーグ 選手情報

赤木基浩は、その短い選手生活の中で、多くの人々に記憶されるような素晴らしいプレーを見せてくれました。彼の活躍は、ラグビーファンにとって、いつまでも語り継がれるでしょう。

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