超SD戦国伝 武神輝羅鋼

超SD戦国伝 武神輝羅鋼

『超SD戦国伝 武神輝羅鋼』は、武者ガンダムシリーズの第8作として展開された物語です。プラモデルBB戦士の組立説明書に掲載された漫画『コミックワールド』や、『コミックボンボン』での漫画連載を通じて、その世界観が広がりを見せました。

ストーリー

物語の舞台は天宮。平和を乱す百鬼夜行衆と、これに立ち向かう頑駄無軍団との激しい戦いが描かれます。『新機動戦記ガンダムW』などのキャラクターや兵器をモチーフにした登場人物たちが、物語を彩ります。

『超機動大将軍』から15年後の世界を舞台としており、前作のキャラクターも多数登場。記憶喪失の武者天零頑駄無の謎や、飛駆鳥大将軍の息子である武威凰大将軍と武羅星頑駄無の関係などが、物語の重要な要素となっています。世代を超えた血縁関係も複雑に絡み合い、ドラマを盛り上げます。

輝羅鋼

前作から登場した輝羅鋼と呼ばれる特殊な加工を施したパーツが、本作では多くのキットに使用されています。これにより、豪華な造型が実現され、特に大将軍のウイングパーツなど、通常のプラスチックでは表現しにくい細かな造型や彩色が再現されています。シリーズの中でも、最も豪華なキット群と言えるでしょう。

登場人物

天宮

天零頑駄無: 記憶喪失の武者。百鬼夜行衆と戦う中で、自らの正体を探し求める。
輝神大将軍獅龍凰: 天零頑駄無が転生した姿。輝獣の鎧を身にまとい、強大な力を発揮する。
闘破武者天零頑駄無: 天零が更なる修行を積んでパワーアップした姿。
武威凰大将軍: 飛駆鳥大将軍の息子で、現在の大将軍。対翼鳳凰と合体し、より強力な形態となる。
獣破頑駄無: 大将軍付きの御庭番。白虎丸に変型し、隠密行動を得意とする。
砕牙頑駄無: 百鬼夜行衆に人質を取られ、一時的に敵に与していたが、後に頑駄無軍団に加わる。
百烈将頑駄無: 天宮の軍師。飛翔爆炎撃発射形態に変型する。
鉄機武者爆進丸: 爆流頑駄無が造った鉄機武者の試作零號機。心の友を探す旅に出る。
大旋鬼頑駄無: 武威凰大将軍直属の超将軍。百鬼夜行衆への潜入捜査を行う。
撃流破頑駄無: 武威凰大将軍直属の超将軍。全身を鋼化しており、高い戦闘能力を持つ。
武者號斗丸: 前作の主人公。天零と出会い、剣の修行を行う。
闘覇四天王: 火炎の輝龍、疾風の真紅主、密林の鷺主、巨山の冒流刀からなる。

影舞乱夢

雷龍頑駄無: 頑駄無白龍大帝の息子。神龍雷激波形態に変型する。
頑駄無轟炎王: 頑駄無阿修羅王の息子。鉄鋼獅子に乗り込み、鋼動甲冑を操る。

百鬼夜行衆

頑駄無闇元帥: 百鬼夜行衆の頭領。飛駆鳥大将軍に敗れた闇魔神が復活した姿。
武羅星頑駄無: 魔星の息子。邪麗に育てられ、頑駄無軍団を憎む。
新凰頑駄無: 武羅星が闇元帥から分離し、真の覚醒を遂げた姿。
武者刀流義守: 四魔将の一人。武羅星とは幼馴染。
鬼魔将 邪麗: 四魔将の一人。元は神社の巫女。
亡霊魔将 璽悪: 四魔将の一人。
* 赤魔将 魔殺駆: 四魔将の一人。

その後

本作の後、武者ガンダムシリーズの展開は徐々に縮小していきました。しかし、その独特の世界観と魅力的なキャラクターたちは、多くのファンに愛され続けています。

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