足摺宇和海国立公園

足摺宇和海国立公園

足摺宇和海国立公園は、高知県の足摺岬から愛媛県の宇和海沿岸にかけて広がる国立公園です。四国南西部に位置し、その面積は11,345haに及びます。

概要

当初は「渭南海岸」という名称で検討されていましたが、「足摺」という名称で指定されました。公園区域の大部分は海岸線ですが、滑床渓谷、篠山、法華津峠といった内陸部にも指定地が存在します。また、海中公園が充実しており、竜串、樫西、勤崎、尻貝、宇和海、沖ノ島の6ヶ所が指定されています。これらの海中公園では、美しいサンゴ礁や多様な海洋生物を観察することができます。

歴史

1955年（昭和30年）4月1日：足摺国定公園として国定公園に指定。
1972年（昭和47年）11月10日：宇和海地域を追加し、国立公園に昇格。同時に現在の足摺宇和海国立公園に名称が変更されました。

主な景勝地

足摺宇和海国立公園には、以下のような多くの景勝地があります。

足摺岬：四国最南端に位置する岬で、太平洋の雄大な景色が広がります。
竜串：奇岩が連なる景勝地で、海中公園としても知られています。
見残し：断崖絶壁が続く景勝地で、自然の造形美を堪能できます。
宇和海：リアス式海岸が美しい海域で、多様な海の生物が生息しています。
滑床渓谷：美しい渓流と滝が続く渓谷で、四季折々の自然が楽しめます。
篠山：豊かな自然が残る山で、ハイキングや登山が楽しめます。
法華津峠：標高の高い峠で、美しい自然景観を望めます。
大堂海岸：荒々しい岩場が続く海岸線で、迫力のある景観が楽しめます。
柏島：透明度の高い海が魅力の島で、ダイビングスポットとしても人気です。
高茂岬：断崖が続く岬で、美しい夕日が見られるスポットとして知られています。

ビジターセンター

公園内にはビジターセンターが設置されており、公園の自然や歴史について学ぶことができます。また、公園内の情報収集や休憩場所としても利用できます。

利用者数

2008年（平成20年）の利用者数に関するデータがあります。

脚注

この国立公園に関する情報は、環境省のウェブサイトなどで確認できます。

関連項目

渭南：四国西南部の地域を指します。この地域は足摺宇和海国立公園の重要な一部です。

外部リンク

足摺宇和海国立公園

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