足高将司

足高将司：地方自治に尽力した政治家の軌跡

足高将司（あしたか まさし、1947年または1948年生まれ）は、日本の政治家であり、自由民主党に所属し、長年にわたり大阪市政に貢献しました。大阪市会議員を7期務め、その間、大阪市議会議長や自由民主党大阪府支部連合会副会長などの要職を歴任しました。彼の長年の功績が認められ、旭日小綬章を受章しています。

生い立ちと初期のキャリア

足高氏は、1973年に関西大学法学部法律学科を卒業し、翌年には同大学の政治学科も卒業しました。その後、大阪市役所に入庁し、行政の分野でキャリアをスタートさせました。1991年には大阪市総務局行政部行政調査課長に就任し、行政の専門家としての地位を確立しました。

大阪市会議員としての活躍

1995年、足高氏は大阪市会議員選挙に初当選し、政治家としての道を歩み始めました。以来、2021年12月に辞任するまで、7期にわたり市会議員を務めました。その間、文教経済委員長（2000年）、決算特別委員会副委員長（2001年）、大阪臨海工業用水道企業団議会議長（2001年）、市議会運営理事（2002年）、大都市・税財政制度特別委員会副委員長（2005年）、決算特別委員長（2006年）など、数々の要職を歴任しました。

2007年には、第103代大阪市会議長に就任し、市議会を牽引しました。また、関西国際空港全体構想推進協議会委員、財団法人国際デザイン交流会顧問、関西広域連携協議会特別顧問など、広域的な連携や国際交流にも積極的に関与しました。2008年には大阪市監査委員に就任し、市政の透明性確保にも貢献しました。さらに、2009年には自由民主党政令指定都市議会議員連盟副会長、2010年には市政改革特別委員長、2011年には自民党大阪府連党紀委員長を務めるなど、党内でも重要な役割を担いました。2018年には大阪市会港湾消防委員長を務めました。

選挙結果

足高氏は、天王寺区選挙区から市会議員選挙に出馬し、安定した支持を得てきました。2003年、2007年、2011年、2015年、2019年の選挙結果は以下の通りです。

2003年4月：1位当選（3選）
2007年4月：2位当選（4選）
2011年4月：2位当選（5選）
2015年4月：2位当選（6選）
* 2019年4月：1位当選（7選）

栄典

長年にわたる地方自治への貢献が認められ、2023年11月には令和5年秋の叙勲で旭日小綬章を受章しました。

足高将司氏は、大阪市政の発展に大きく貢献した政治家であり、その功績は長く記憶されることでしょう。

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