身延町立身延中学校

概要

身延町立身延中学校（みのぶちょうりつみのぶちゅうがっこう）は、山梨県身延町の下山地区に位置する公立中学校です。この学校は、身延町の中心に近く、国道52号の東側、身延町立下山小学校の南側に位置しています。現在の校舎は3代目であり、2024年3月まで2代目の校舎が使用されていました。なお、旧身延町域を学区としていた二代目身延中の学区以外の地域からの生徒には、通学を支援するためにスクールバスが運行されています。そして、2024年4月から新しい校舎で授業が開始される予定です。

沿革

初代身延町立身延中学校

- 1947年 (昭和22年): 学制改革に伴って、新たに身延町立身延中学校が設立され、当初は身延町立身延小学校の校舎を利用していました。
- 1949年 (昭和24年): 失火により校舎が全焼し、以降は山梨県立身延第二高等学校の校舎を間借りしました。
- 1954年 (昭和29年): プールが完成。
- 1955年 (昭和30年): 校旗と校歌を制定。
- 1961年 (昭和36年): 体育館が完成。
- 1962年 (昭和37年): 学校給食が始まりました。

身延町立豊岡中学校

- 1947年 (昭和22年): 学制改革で豊岡村立豊岡中学校が設置され、豊岡村立豊岡小学校の校舎を間借りしていました。
- 1950年 (昭和25年): 校舎が完成し、移転。
- 1955年 (昭和30年): 町村合併により、身延町立豊岡中学校となります。
- 1965年 (昭和40年): 体育館が完成。

身延町立大河内中学校

- 1947年 (昭和22年): 学制改革により、大河内村立大河内中学校が設立され、大河内村立帯金小学校および大河内村立大和小学校の校舎を間借りしていました。
- 1951年 (昭和26年): 校舎が竣工し、移転。7月11日が「創立記念日」と定められました。
- 1955年 (昭和30年): 町村合併により、身延町立大河内中学校となります。
- 1961年 (昭和36年): 体育館が完成し、1963年には学校給食が始まりました。

二代目身延町立身延中学校

- 1970年 (昭和45年): 初代身延中、豊岡中、大河内中の3校が合併し、新たな身延町立身延中学校が誕生。梅平に移転しました。
- 1972年 (昭和47年): 全学年が梅平の校舎で授業を受け始めました。
- 1973年 (昭和48年): プールが完成し、1984年には体育館が完成。

現在の身延町立身延中学校

- 2016年 (平成28年): 新たな身延町立身延中学校が開校し、地域の中学校が一校体制となりました。
- 2019年 (平成31年): 身延高校と連携した中高一貫教育がスタートしました。
- 2022年 (令和4年): 新校舎の建設が決定し、2024年3月にその移転が完了する予定です。

アクセス

身延中学校へのアクセスは、JR身延線波高島駅から徒歩28分です。また、通学用のスクールバスも運行されており、生徒専用のルートがあります。2016年4月から2024年3月までは以下のルートが運行されていました。

- 西島線、原線、久那土線、下山線、下部線

2016年以降は新たなルートも加わり、移転後の通学環境がさらに充実することが期待されています。

身延町立身延中学校は、地域の教育を支える重要な機関として、今後も様々な取り組みを進めていくことでしょう。

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