農林水産研修所

農林水産研修所

農林水産研修所は、農林水産省が所管する研修施設であり、同省の職員や、農林水産省に関連する地方公共団体職員などを対象に、職務遂行に必要な知識や技術を習得するための研修を実施しています。

組織

研修所には以下の組織があります。

所長：研修所全体の運営を統括します。
副所長：所長を補佐し、研修所の運営をサポートします。
総務課：研修所の運営に関する事務全般を担当します。
教務課：研修プログラムの企画・立案、運営を行います。
技術研修課：専門的な技術研修を担当します。
研修調整官：研修全体の調整を行います。
研修企画官：研修プログラムの企画を専門的に行います。
農福連携研修企画官：農業と福祉の連携に関する研修を企画します。
教務指導官：研修の指導を担当します。
技術研修指導官：技術研修の指導を担当します。

農林水産研修所つくば館

農林水産研修所つくば館は、農林水産研修所に属する研修機関の一つであり、茨城県つくば市に位置しています。ここでは、生活技術研修と農業技術研修の二つの分野に特化した研修が行われています。

沿革

つくば館は、複数の研修施設が統合して設立されました。

生活技術研修館
1959年：東京都港区に「生活改善技術館」として発足
1966年：「生活改善技術研修館」に改称
1990年：「生活技術研修館」に改称
1992年：農林水産研修所に所属変更
2006年：茨城県つくば市に移転
農業技術研修館
1960年：茨城県に「農業研修室」として発足
1963年：「機械化研修室」に改称
1964年：「内原研修室」に改称
1972年：「農業技術研修館」に改称
1981年：農林水産研修所に所属変更
つくば館
2009年：「生活技術研修館」と「農業技術研修館」が統合し、「農林水産研修所つくば館」として改組

農林水産研修所つくば館水戸ほ場

農林水産研修所つくば館水戸ほ場は、つくば館の研修施設の一つであり、実際の農地を活用した研修が行われます。ここでは、農作業の安全に関する知識や、最新の農業機械化技術の普及を目的とした研修が実施されています。研修対象者は、国や地方公共団体の職員、農業協同組合の職員、そして海外からの研修生などが含まれます。

施設概要

敷地面積：374,601平方メートル
延床面積：9,740平方メートル

まとめ

農林水産研修所は、農林水産業界の発展に貢献する人材育成を目的とした重要な施設です。本所とつくば館、水戸ほ場を合わせ、幅広い分野の研修を提供し、職員の能力向上を支援しています。

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