辻直人

辻直人：プロバスケットボール選手のプロフィール

辻直人（つじ なおと）は、1989年9月8日生まれで、大阪府羽曳野市出身のプロバスケットボール選手です。現在、群馬クレインサンダーズに所属し、シューティングガードとして活躍しています。

来歴

辻は羽曳野市立高鷲中学校を卒業後、2005年に洛南高等学校に入学しました。高校ではバスケットボールチームでスタートの座を獲得し、インターハイでは準優勝。ウィンターカップでは見事に優勝し、2年生でありながら大会のベスト5に選出されるなど、早くから才能を示しました。3年生になると、インターハイや国体でのベスト8入り、そしてウィンターカップでの連覇を達成しました。

2008年4月、辻は青山学院大学に進学し、大学バスケットボールの舞台へと進みます。1年目から出場し、関東大学リーグ戦では14試合に出て、平均7.2得点を記録しました。2年目の関東大学リーグ戦でも14試合に出場し、11.3得点を挙げるなど着実に成長。特に3年生の2010年には、スターティングメンバーとして関東大学選手権を制し、優れた成績を残しました。さらに、この年の大会ではスリーポイント王と優秀選手賞を獲得し、全日本大学選手権でも優秀なパフォーマンスを発揮しました。

4年生の2011年には、関東大学選手権での2連覇を達成し、MVPともなるスリーポイント王に輝きました。この活躍により、彼は大学バスケットボール界での頂点を極めます。そして、全日本大学選手権でも2連覇を達成したことは、彼の名を更に広める要因となりました。

2012年4月、辻は東芝ブレイブサンダースに入団しました。初年度から主力選手として活躍し、2012-13シーズンには42試合に出場し、平均11.7得点を記録しました。この年、彼はJBLの新人王にも選出されました。続くシーズンではすべての試合でスターターとして出場し、特にプレーオフファイナルでは3試合連続で20得点以上を記録しチームの優勝に貢献し、その功績からMVPに選ばれました。

2021年5月31日には東芝を退団し、翌月には広島ドラゴンフライズへ移籍することが発表されました。2023年5月24日には広島を退団し、その後、群馬クレインサンダーズへの加入が決定しました。

日本代表歴

辻は社会人2年目の2013年にバスケットボール日本代表候補に初めて選出されました。翌年の第3回東アジアバスケットボール選手権ではチームを3位に導く活躍を見せ、その後のアジア選手権でも一定の成績を収めました。特に、2014年の仁川アジア大会では、20年ぶりの3位入賞に貢献しました。

受賞歴

辻のバスケットボールキャリアには多くの受賞歴があります。大学時代には、関東大学リーグおよび全日本大学バスケットボール選手権での優秀選手賞やMVPを複数回受賞しました。プロ入り後もJBLのルーキーオブザイヤーやNBLのプレーオフMVPなど、その実力を証明する数々の賞を受けています。

外部リンク

• - a.v.v Support Project ATHLETE×a.v.v
• - 東芝バスケットボール部 - 部員紹介
• - 公式Twitter

以上が、辻直人選手のプロフィールおよびこれまでの功績についてです。彼のこれからの活躍に期待が寄せられています。

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