近江友里恵

近江友里恵

近江友里恵（おうみ ゆりえ）は、1988年7月26日に生まれた元NHKアナウンサーで、2021年4月以降は三井不動産開発企画部で働いています。彼女は高知県で生まれ、東京都で育ちました。教育の道を辿り、昭和女子大学附属昭和小学校から昭和女子大学附属昭和中学校、高等学校を経て、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業しました。

アナウンサーとしてのキャリア

2012年にNHKに入局し、熊本放送局で研修した後、熊本での放送活動を開始。2014年4月には福岡放送局へ異動し、翌2016年の春には東京アナウンス室へ異動しました。東京では『ブラタモリ』のアシスタントとしての役割を担い、桑子真帆の後を引き継ぎましたが、2018年3月末にその番組を降板。さらに、NHKを退職した有働由美子の後を受けて『あさイチ』のメイン司会に就任しました。

2021年2月にはNHKを退職することが発表され、その後の3月5日には『あさイチ』の最終出演を果たしました。この時、視聴者からは近江への感謝の声が1,000通を超えるFAXで寄せられました。彼女は自らのNHKでの経験を生かし、街作りに関わる仕事に進む意向を示し、「これまで学んだことを生かし、良い街を作りたい」と語っています。

三井不動産での新たな挑戦

2021年4月1日付で三井不動産開発企画部の社員となり、新たな一歩を踏み出しました。彼女は街作りに貢献するために、これまでのキャリアで培った知識と経験を活かしながら、充実した職務に取り組んでいます。

趣味や個人的なエピソード

近江は小学生の頃、家族と高知県に帰省する際、真っ黒に日焼けするほど遊びました。また、小学5年生から高校2年生にかけて読売新聞の「ジュニア記者」としても活動した経験があり、これが彼女のジャーナリズムに対する興味を育むきっかけとなりました。中学校の頃には、放送部での司会を通じてアナウンサーの職業に目を向けるようになり、放送の世界に対する情熱を強めていきました。

大学では、早稲田大学の応援歌「紺碧の空」に深い愛着を持ち、1年だけチアリーダーとして活動していたこともあります。ほかにも、大学生活の中でさまざまな活動に参加しリーダーシップを磨きました。その後、NHK入局を決意し、試験を経てアナウンサーとしてのキャリアがスタートしました。

結びに

近江友里恵は、アナウンサーとしての功績を残しながら、現在は街作りという新たなフィールドで挑戦を続けています。彼女の経験と情熱が、これからの日本の都市開発にどのように寄与していくのか、今後も注目が集まることでしょう。

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