近畿大学附属豊岡高等学校・中学校

概要

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校は兵庫県豊岡市にある、近畿大学附属の教育機関です。この学校は1964年に近畿大学附属女子高等学校として設立され、1987年に男女共学となり、名称も変更されました。1996年からは中学校も開校し、現在は中高一貫の教育システムを取り入れています。

沿革

この学校の歴史は長く、開校から数十年にわたり、教育内容やシステムが進化を続けています。特に、1987年には共学への移行があり、教育の幅が広がりました。また、1999年には中高一貫コースが導入され、進学を見据えた学びの環境が整っています。

学校の特徴

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校は、学校法人近畿大学によって設立され、教育課程として中高一貫コースの他、全日制普通科の特進コースを設けています。中高ともに週6日制で、年間235日以上の授業が行われ、補習授業も設けられています。

授業は50分間の7時間制が基本ですが、一時的に45分に短縮されることもあります。生徒は高校では19:00、中学校では18:00が完全下校時刻となっており、22:00まで校舎に残ることも可能です。特に一貫して志望大学への準備が行われるため、進学に向けた特別授業も充実しています。

教育環境

情報通信技術（ICT）教育が導入されており、ほとんどの教室にはプロジェクターとホワイトボードが備え付けてあります。生徒一人一台、Chromebookが貸与され、日常の学習で積極的に活用されます。また、教員はプロジェクターを通じて授業を行うこともあります。

入試・特待生制度

高校入試は山陰地方だけでなく多方面から受験生が集まり、選抜が行われます。特待生制度もあり、入試の成績に応じて授業料が減免されることがあります。特待生は一定の成績を維持する必要があります。

学校行事

学校生活を彩る行事も多彩で、特に文化祭は地域最大規模を誇ります。6月には「近梅祭」という名称で、全校生徒が参加し、展示や演劇、バザーなど多彩な催しが行われます。さらに、体育祭や球技大会、遠足、そして研修旅行など年中さまざまな活動があります。

校舎とキャンパス

校舎はA棟からD棟まであり、各棟には教室や職員室、専門室が分かれています。また、女子寮と男子寮も設けられており、遠方からの生徒が安心して生活できる環境が整っています。

制服

制服は男子のブレザーやスラックス、女子のプリーツスカートなどが揃っている一方で、その着用には一定の規則が設けられています。2022年からは新しく体制が改められ、風通しの良い学校へとつながっています。

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校は、教育と行事、そして施設の充実が特徴の学校です。多彩な学びを提供し、地域社会にも根ざした存在として、今後も発展を続けていくでしょう。

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