近藤哲也 (柔術)

近藤 哲也(こんどう てつや)氏は、1973年8月1日和歌山県で生まれた日本のブラジリアン柔術家です。

ブラジリアン柔術家としての歩み



近藤氏は、2001年から総合格闘技道場PUREBRED京都の代表を務め、柔術家としてのキャリアをスタートさせました。この時期から国内外の主要大会で頭角を現し、多くの実績を残しています。

主な競技実績



2001年2003年:コパセントラル 優勝(複数回)
2004年:パンアメリカン柔術大会 準優勝
2006年ブラジリアン柔術アジア選手権大会 優勝
2007年:全日本ブラジリアン柔術選手権 アダルト茶帯メイオペサード級 優勝
2008年:全日本ブラジリアン柔術マスター&シニア選手権2008 マスター茶帯アブソルート級 準優勝
2012年:コパブルテリア黒帯ミドル級 優勝

長年の実績と貢献が認められ、2008年にはエンセン井上氏よりブラジリアン柔術黒帯を授与されました。

2007年9月には、静岡県沼津市にレッドシャーク柔術アカデミーを開設。その後、2009年4月1日には駿東郡清水町徳倉に常設道場をオープンさせるなど、指導者としても精力的に活動しました。

道場は2010年4月に閉館しましたが、現在はフリーのインストラクターとして東京を中心に、様々な団体で柔術の指導にあたっています。

多岐にわたる活動



近藤氏は、柔術分野に留まらず、様々な異色の経歴を持っています。

総合格闘技への挑戦: 2010年11月27日、VOLTAGE旗揚げ興行にてプロ総合格闘技の舞台に立ちました。森素道選手と対戦し、得意の寝技である腕ひしぎ十字固めにより一本勝ちを収め、プロデビュー戦を勝利で飾っています。
介護分野での貢献: 2011年2月からは、ブラジリアン柔術で培った寝技の技術を応用し、体に負担の少ない介護技術を取り入れた介護士としても活動を開始しました。柔術の原理を福祉の現場に応用するユニークな取り組みを行っています。
漫画・執筆活動:
にわのまこと氏の漫画『真島、爆ぜる‼︎』に、主人公の親友である三浦初のブラジリアン柔術の先生、遠藤哲也役としてゲスト出演しました。
2012年末からは、漫画家を主な対象としたインタビュー活動「赤鮫が行く!!」を開始し、サイトを運営しています。
格闘技に関連する漫画作品において、アドバイザーとしても制作に携わっています。
* 2015年1月20日には、TO出版より著書『和歌山あるある』を執筆・出版し、ライターとしての顔も持っています。

プライベートでは、2004年に久保田有希氏と結婚しましたが、2010年5月に離婚しています。

ブラジリアン柔術家として優れた競技実績を持つ一方、その技術や経験を多様な分野に応用し、指導者、総合格闘家、介護士、ライター、インタビュー活動家、アドバイザーなど、多角的な活動を展開している人物です。

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