連合小児発達学研究科

連合小児発達学研究科について

連合小児発達学研究科（United Graduate School of Child Development, UGSCD）は、複数の国立大学が協力して運営する連合大学院です。2009年に博士後期課程のみの独立研究科として設立されましたが、2024年からは博士前期課程も併設され、より幅広い研究と教育の機会を提供しています。

研究科の概要

本研究科は、大阪大学を基幹大学とし、金沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学が連携大学として参画しています。正式名称は「大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科」であり、小児発達学専攻を設置しています。

各構成大学には、子どものこころの発達に関する研究施設が設けられており、それぞれの専門性を活かした研究活動が行われています。例えば、大阪大学には子どものこころの分子統御機構研究センターがあり、他の連携大学にも同様の研究センターが設置されています。

沿革

• - 2009年4月：大阪大学を基幹大学として、大阪大学・金沢大学・浜松医科大学連合小児発達学研究科が設置されました。
• - 2012年4月：千葉大学と福井大学が新たに加わり、現在の5大学連合体制となりました。

専攻科

本研究科では、小児発達学専攻の下、以下のような専門分野の研究が行われています。

博士後期課程（3年制）

小児発達学専攻
こころの発達神経科学講座（大阪校）
小児発達神経学研究領域
子育て支援学研究領域
分子生物遺伝学研究領域
高次脳機能損傷学研究領域
こころの相互認知科学講座（金沢校）
社会認知生物学研究領域
コミュニケーション支援学研究領域
高次脳機能学研究領域
協調運動障害学研究領域
社会神経科学研究領域
こころの発達健康科学講座（浜松校）
画像生物学研究領域
社会支援学研究領域
疫学統計学研究領域
こころの認知行動科学講座（千葉校）
認知行動療法学研究領域
メンタルヘルス支援学研究領域
認知行動脳科学研究領域
こころの形成発達科学講座（福井校）
情動認知発達学研究領域
発達環境支援学研究領域
脳機能発達学研究領域

関連研究科

連合小児発達学研究科の他に、以下の連合大学院研究科も存在します。

連合学校教育学研究科
連合農学研究科
連合獣医学研究科

外部リンク

各構成大学の研究科ページへのリンクは以下の通りです。

連合小児発達学研究科 大阪校
連合小児発達学研究科 金沢校
連合小児発達学研究科 浜松校
連合小児発達学研究科 千葉校
連合小児発達学研究科 福井校

また、各大学の子どものこころの発達研究センターへのリンクは以下の通りです。

子どものこころの分子統御機構研究センター（大阪大学）
子どものこころの発達研究センター（金沢大学）
子どものこころの発達研究センター（浜松医科大学）
子どものこころの発達教育研究センター（千葉大学）
子どものこころの発達研究センター（福井大学）
子どものこころの発達研究センター（弘前大学)
* 子どものこころの発達・学習センター - ウェイバックマシン（2022年9月28日アーカイブ分）（鳥取大学）

本研究科は、小児の発達に関する専門的な知識と研究能力を備えた人材の育成を目指し、子どもの健やかな成長に貢献することを使命としています。各大学の特色を活かし、多角的な視点から小児発達に関する研究が進められています。

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