週刊!しゃべレーザー

静岡の夜空に響く、予測不能なトークの渦　『週刊！しゃべレーザー』

静岡放送（SBSラジオ）で放送されているラジオ番組『週刊！しゃべレーザー』は、独特の世界観と自由奔放なトークでリスナーを魅了する人気番組です。メイプル超合金のカズレーザーと納言の薄幸という、個性的で話題性のある2人がパーソナリティを務め、毎週金曜日の夜に、予測不能なトークショーを展開しています。

番組のコンセプトは「芸人・カズレーザーが『求められていないこと』も話す1時間」。その名の通り、カズレーザーは自身の持論や独特の視点から、時に鋭く、時にユーモラスに様々な話題を語り尽くします。相方の薄幸は、時にツッコミ、時に共感し、カズレーザーの奔放なトークに絶妙なバランスをもたらしています。番組内では、カズレーザーから「小泉ちゃん」と呼ばれ親しまれている薄幸ですが、その存在は番組に欠かせないアクセントとなっています。

2021年7月4日、特番『号外！しゃべレーザー』として放送されたことがきっかけとなり、同年10月の改編期にレギュラー番組へと昇格。その背景には、静岡放送のスタッフの中に、カズレーザーがかつて所属していた同志社大学喜劇研究会と縁のある人物がいたという、興味深いエピソードがあります。さらに、番組の構成作家である渡辺佑欣氏も喜劇研究会の同級生という、いわば“同志”が集結した番組なのです。

番組の魅力は、カズレーザーと薄幸の掛け合いだけではありません。リスナー参加型のコーナーも充実しており、静岡のローカルニュースを題材にしたトークや、リスナーから投稿された架空の番組紹介、続きが気になる話、ボツネタメール、芸能人の裏アカウントを想像するコーナーなど、バラエティ豊かな企画が展開されています。

特に注目したいのは、『温泉タオル集め旅』というコーナー。これは、薄幸が出演した過去のあるテレビ番組が、あまりにも不自然な内容だったことから、カズレーザーがその番組の実在を疑ったことが発端となっています。このコーナーでは、リスナーが架空の番組を創作して送るという参加型の企画となっており、番組の自由な発想と、リスナーとの一体感を象徴するコーナーとなっています。

放送時間は毎週金曜日23時～23時57分。さらに、2022年4月2日から9月24日までは土曜日の14時～14時57分にも再放送が行われていました。また、ニッポン放送PODCAST STATIONでも配信されており、全国のリスナーが楽しむことができます。

『週刊！しゃべレーザー』は、単なるトーク番組にとどまらず、静岡のローカル情報から、エンターテインメント、そしてリスナー参加型の企画まで、多様な要素を盛り込んだ、唯一無二のラジオ番組と言えるでしょう。カズレーザーと薄幸の個性が爆発する、予測不能で自由なトークの世界に、ぜひ一度耳を傾けてみてください。番組公式Twitterアカウント(@sbs_shabelaser)もチェックして、最新の情報をゲットしましょう！

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