進め!クリフハンガー冒険隊

進め!クリフハンガー冒険隊

『進め!クリフハンガー冒険隊』は、1992年4月から1997年3月まで中部日本放送（CBC）で放送された、視聴者参加型のバラエティ番組です。毎週土曜日の午後に放送され、JR東海の協力のもとに企画された本番組は、特に東海3県を舞台にして様々なゲーム企画を展開しました。

番組のスタイル

番組の大きな特徴は、一般の親子が参加できる点でした。審査を通過した親子3組は「冒険王」の称号を目指し、様々なゲームに挑戦します。特に盛り上がりを見せたのが、最終ゲームとして行われる「ネットくぐり」で、これが番組の名物ともなりました。参加者は緊張感と興奮の中で競い合い、親子の絆も深まる内容でした。

司会者と出演者

番組がスタートした当初はジミー大西が隊長を務めていましたが、1995年からは間寛平が司会者として加わり、番組の雰囲気に新たな風をもたらしました。放送が進むにつれ、間寛平のユーモアや個性が視聴者に受け入れられ、途中から参加者全員に彼の手作りアメマバッジが贈呈されるなど、番組にユニークな要素が増えました。

さらに、清水圭、木村祐一、高山知浩、草野加容子など、多彩なメンバーが隊員として活躍しました。清水圭と高山知浩は別時期においても漫才コンビを組むなど、芸人としての経験も活かしました。

ナレーションと音楽

ナレーションはCBCアナウンサーの小堀勝啓が担当し、番組の進行をサポートしました。また、テーマ曲はミュージシャンのきんた・ミーノによるもので、視聴者に強く印象づける音楽が番組のエンターテインメント性を高めました。

受け継がれるスタイル

『進め!クリフハンガー冒険隊』のスタイルは後に2006年から放送された『がんばれ!ペナキッズ』にも引き継がれ、親子参加型のゲーム番組として新たな展開がなされました。このように、過去の人気番組としての影響は後のバラエティ番組にもしっかりと受け継がれています。

その他の情報

注意すべきは、この番組のタイトルが映画『クリフハンガー』とは何の関係もない点です。この映画は1993年に公開されており、番組のスタート後であるため、直接の関連性はありません。既に多くのファンに愛された『進め!クリフハンガー冒険隊』、その楽しさと魅力は当時を知る人々にとって特別な記憶として残っています。

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