道の駅ましこ

道の駅ましこ：益子町の魅力が詰まった里山空間

2017年6月10日にオープンした道の駅ましこは、栃木県芳賀郡益子町に位置し、栃木県道41号つくば益子線沿いにあります。開業からわずか8ヶ月で来場者数50万人を突破するという、予想をはるかに超える人気を博しています。当初の年間来場者数目標30万人を大幅に上回る盛況ぶりは、この道の駅の魅力を如実に物語っています。

優れた建築と景観

道の駅ましこの建物は、その美しいデザインと高い建築技術が評価され、2018年には権威ある日本建築大賞（2017年度大賞）を受賞しました。さらに同年、日本建設業連合会主催の第59回BCS賞も受賞しています。

建物の設計には、地元の自然素材がふんだんに使用されています。梁には八溝杉、土壁には益子焼に使用される黄土を使用し、外観は里山が折り重なる様子を表現しています。周囲の自然環境との調和を重視した、温かみのある空間が来訪者を迎え入れます。

充実した施設とサービス

道の駅ましこでは、地元益子町の特産品を販売する「ましこのマルシェ」や、観光案内を行う「ましこのコンシェルジュ」、地元の食材を使った料理が楽しめる「ましこのごはん」など、様々な施設が利用できます。

また、多目的スペースや芝生広場も整備されており、休憩やイベントにも利用可能です。ユニークな丸形庇付郵便ポストも設置され、旅の思い出作りにも一役買っています。

駐車場は普通車131台、大型車12台、身障者用7台と、広々としたスペースが確保されています。トイレも男女合わせて10箇所以上設置され、安心して利用できます。

ヤギ駅長のやっくん

2021年には、日本ザーネン種のオスヤギが飼育されるようになりました。愛称は「ヤギ駅長のやっくん」で、来訪者の人気を集めています。

アクセスと休館日

道の駅ましこは、栃木県道41号つくば益子線沿いに位置しています。公共交通機関でのアクセスは、最寄りの駅からのバス利用が便利です。休館日は毎月第2火曜日です。

まとめ

道の駅ましこは、美しい建築、充実した施設、そして地元の温かいおもてなしが一体となった、魅力的な道の駅です。益子町の豊かな自然と文化に触れたい方、ゆったりとした時間を過ごしたい方にとって、最適な場所と言えるでしょう。ぜひ、一度訪れてみてください。

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