道の駅公方の郷なかがわ

道の駅公方の郷なかがわ

道の駅公方の郷なかがわは、徳島県阿南市の那賀川町工地に位置する、国道55号沿いにある道の駅です。1999年に開設され、地元の人々や観光客に愛されてきました。2006年に那賀川町が阿南市に編入された際、駅名が一時的に「阿南市那賀川」に変更されましたが、地元住民の強い要望もあり、2008年に「公方の郷なかがわ」として再び改名されました。この駅名は、江戸時代にこの地域に阿波公方が居住していたことに由来しています。

魅力的な施設

道の駅には、多彩な施設が整っています。駐車スペースは普通車77台、大型車5台、身障者用2台が完備され、また、トイレも男女別で24時間利用可能です。特に、男性用トイレには大便器が3器、小便器が10器、女性用には10器、身障者用には1器が設置されています。

さらに、情報提供コーナーや物産展示コーナー、休憩コーナーもあり、訪れた人々が快適に過ごせるよう配慮されています。喫茶コーナーは10時から17時まで営業していますが、毎週月曜日は休館となっています。また、地元の新鮮な農産物が手に入る産直コーナーは毎週水曜日が休業日です。

新たなシンボル

道の駅では、最新の取り組みとして89番の野球寺が設置される予定です。このプロジェクトは、地域の特性を活かし、訪れる人々に新たな魅力を提供することを目的としています。また、シンボルとなる石像と有名野球選手の手形なども同時に展示される計画があります。像のデザインは、那賀川町に住む49歳のアマチュア彫刻家によって担当されます。

アクセスの便利さ

道の駅公方の郷なかがわは、交通の便にも恵まれています。国道55号や徳島県道141号大林那賀川阿南線にアクセスが可能で、バス輸送も充実しています。阿南 - 大阪線、エディ号（東京 - 徳島線）、ドリーム徳島号、地元の海部観光の運行路線が利用でき、訪れやすいスポットとなっています。

周辺施設

道の駅周辺には、阿南市役所の那賀川支所や、美しい那賀川の景色を楽しめるスポット、阿南市科学センター、民俗資料館が点在しています。これらの施設は、地域の歴史や文化を深く知るための良い機会を提供してくれます。

道の駅公方の郷なかがわは、ただの休憩地点にとどまらず、地域の魅力を訪れる人々に伝える場として重要な役割を果たしています。歴史を感じ、多様なサービスを提供するこの道の駅は、訪れるすべての人々にとって素晴らしい体験を約束しています。

もう一度検索