道路建設ペリグリン

道路建設ペリグリン：氷上のハヤブサ、勝利の軌跡

道路建設ペリグリンは、北海道苫小牧市を本拠地とする女子アイスホッケーチームです。その名は、英語でハヤブサを意味する「ペリグリン」に由来し、氷上を舞うハヤブサのように、スピードと力強さで数々の勝利を掴んできました。

チームの歴史

1977年に「苫小牧ペリグリン」として産声を上げたチームは、1985年の第4回全日本女子アイスホッケー選手権大会で初優勝を飾ります。その後、圧倒的な強さで全日本女子選手権を席巻し、歴代最多となる17回の優勝を重ねました。

1991年には、地元の建設会社である岩倉組（現：イワクラ）とのスポンサー契約を締結し、「岩倉ペリグリン」へと名称を変更。2010年には、スポンサーが製菓会社の三星と不動産会社の大東開発に変わり、「三星ダイトーペリグリン」となりました。

2012年には、女子日本アイスホッケーリーグが創設され、ペリグリンも参戦。2015年には、メインスポンサーが岩倉組をルーツに持つ札幌市の建設会社、道路建設株式会社となり、現在の「道路建設ペリグリン」というチーム名に至ります。

2021年には、女子日本リーグと全日本女子選手権の両大会で優勝を果たし、初の2冠を達成しました。

輝かしい戦績

道路建設ペリグリンは、国内の主要な大会で圧倒的な強さを誇ります。

女子日本アイスホッケーリーグ: 1回 (2020-21シーズン)
全日本女子アイスホッケー選手権大会: 21回 (1984-85, 1987-88, 1990-91, 1991-92, 1993-94, 1994-95, 1995-96, 1996-97, 1997-98, 1998-99, 2001-02, 2002-03, 2003-04, 2010-2011, 2012-2013, 2013-2014, 2014-2015, 2016-2017, 2018-2019, 2020-2021, 2022-2023)

これらの輝かしい戦績は、選手たちの努力とチームを支えるスタッフの情熱の結晶と言えるでしょう。

チームを支える人々

2024-25シーズンの主なスタッフ、選手は以下の通りです。

監督: 寺尾幸也
コーチ: 小西秀学
コーチ: 追切慎吾

過去には、五十嵐充子選手や小田由香選手など、長野オリンピック日本代表として活躍した選手も輩出しています。

苫小牧市との絆

道路建設ペリグリンは、苫小牧市を拠点として活動しており、練習は主に苫小牧市白鳥アリーナ、沼ノ端スケートセンター、苫小牧市ときわスケートセンターで行われています。地域に根ざした活動を通じて、アイスホッケーの普及にも貢献しており、苫小牧市民にとって誇り高い存在です。

関連情報

公式ウェブサイト
道路建設ペリグリン (d.k.peregrine) - Facebook
道路建設株式会社

道路建設ペリグリンは、これからも氷上のハヤブサとして、更なる高みを目指し、私たちに感動と興奮を与えてくれるでしょう。

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