遠藤一彦

遠藤 一彦 (えんどう かずひこ)

基本情報

• - 生年月日: 1955年4月19日
• - 出身地: 福島県西白河郡西郷村
• - 職業: 元プロ野球選手（投手）、コーチ、解説者、評論家

経歴

プロ入り前

遠藤一彦は福島県出身で、学法石川高校に在籍していた1972年に甲子園予選の東北大会決勝に進出。以降もエース、四番打者としての活躍を見せたが、甲子園出場には至らなかった。高校卒業後は東海大学工学部で機械工学を学び、野球部では原辰徳と共にプレーした。大学では5回リーグ優勝を経験し、1976年には全日本大学野球選手権大会で優勝を果たす。1977年にはドラフトで横浜大洋ホエールズから指名されプロ入りを果たした。

プロ入り後

遠藤は1978年に横浜大洋ホエールズに入団。シーズン終盤に一軍に昇格し初勝利を記録するが、ほとんどの時間を二軍で過ごす。1979年には先発と抑えを兼任しながら、12勝を挙げるも新人王の受賞には繋がらなかった。1980年には主にリリーフとして活動し、1981年からは先発[[投手]]としての役割を果たす。1982年からは6年連続で二桁勝利を達成し、1983年には18勝を挙げて最高殊勲選手と沢村賞を獲得。また1984年も17勝を記録し、二年連続で最多勝に輝くが、打線の援護が不足しリーグワースト負け越しとなった。

1987年にはアキレス腱を断裂し、1988年には復帰するものの成績は振るわず、連続二桁勝利の記録が途切れてしまう。1990年にはクローザーとして6勝を挙げ、カムバック賞を受賞。1992年に戦力外通告を受け、引退試合ではファンに見守られながら最後の勇姿を披露した。

引退後

引退後は解説者として活動し、古巣横浜で二軍及び一軍のコーチを務めた後、他のメディアにも進出。TBSのラジオやテレビに出演し、現在は東京スポーツで野球評論を行っています。また、地域貢献にも努めながら、小中学生への野球指導も行っています。

選手としての特徴

遠藤はオーバースローのストレートを武器に、入団した当初はカーブしか持ち球がなかったが、二年目にフォークを習得。そのフォークは二種類あり、シュート気味に落ちるものとスライダー気味に曲がるものを使い分けました。またプロでの最高球速は140km/hを超え、他選手からも一目置かれる存在となりました。性格の面で内向的な一面もあったようですが、ピッチングにおける集中力と努力を重ね、数々の成績を残しました。

詳細情報

年度別投手成績、履歴

遠藤一彦の成績や履歴には数々のタイトルや記録があり、多方面にわたり野球界に貢献してきた選手です。彼の功績は選手としてひたむきに取り組み続けた結果として、多くのファンに愛され続けています。野球解説者としても、豊富な経験を活かして活躍していることが特筆すべき点です。

もう一度検索