遠藤淳 (テレビ番組)

遠藤淳 日本を救え! 僕たちに出来ることの概要

「遠藤淳 日本を救え! 僕たちに出来ること」は、2009年4月3日から2010年6月25日まで、テレビ東京系列で放送されたバラエティ番組です。放送時間は毎週金曜日の24:53から25:23、ハイビジョン制作が施されています。番組は、社会が直面する様々な問題をテーマにし、遠藤と淳がそれらを解決しようとする内容で構成されていました。

番組の内容と構成

この番組は、日本の社会問題を提起し、それに対する解決策を探る形式をとっていました。初回では社会の抱える問題が提示され、以降の回ではガシャポンを用い、「○○問題」として具体的なテーマが決まります。そこからいくつかの強引な結論を引き出し、各企画に取り組む流れです。

例えば、不景気をテーマにした回では、「国民がお金を出してくれるアイドル探し」という企画が立ち上げられ、各芸能事務所を訪問してアイドル候補を募集する様子が描かれました。また、中堅芸人問題については、「韓国でレギュラー番組を取ろう」という挑戦がテーマとして選ばれ、中途半端な立ち位置にいる中堅芸人の現状に焦点を当てました。

番組は、主に代官山にあるカフェレストランCOLOR代官山からスタートし、地元の魅力を発信する場ともなっていました。2009年7月からは、「遠藤淳裁判」と称するコーナーが登場し、異なる職業の5名が集まり議論を通じて、実際の裁判での判決を予想する企画が多く放送され、番組に新たな楽しみ方を加えました。

音楽とエンディングテーマ

番組の一環として行われたアイドルオーディションにおいて結成された「THEハンドキャッチーズ」の楽曲『アイドルだってしたいんだもん』が番組の挿入歌として使用され、各エピソードに彩りを添えました。また、エンディングテーマも変わり、2009年7月から10月にかけてはnawiiの『終わんない夜に ONE NIGHT LOVE』が、10月以降はRIKIの『LOVEマシーン〜RIKIバージョン〜』が流れました。

出演者とスタッフ

出演者には、ココリコの遠藤章造とロンドンブーツ1号2号の田村淳が主に登場し、初期には吉川未来と金光祥浩がナレーションを担当していました。番組の構成には、石原健次や長谷川優などが携わり、多方面のプロフェッショナルによって支えられていました。番組の終盤には、松本考平がナレーションに加わりました。

続編と放送終了

2010年7月に番組は「宇宙犬作戦」というシチュエーションコメディへと移行し、以後その形での放送が続くことが決まりました。放送が終了した背景には、テレビ業界の変化や視聴者の嗜好の変化があったと言われています。

出演者たちは、この番組のタイトルについて「センスが古い」と語り、名前の由来や意義についても語られています。また、これに合わせて他の人気番組と共通点が見られることもありました。

最後に、テレビ大阪や広島ホームテレビなどでも放送が行われ、視聴者に新たな視点と楽しみを提供したこの番組。しかし、2010年6月25日に公式に放送は終了しました。

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