那須川龍心

那須川 龍心（なすかわ りゅうじん）



那須川龍心は、2006年5月16日に生まれた日本の男性キックボクサーかつ総合格闘家です。千葉県松戸市の出身で、現在はTEPPEN GYMに所属しています。彼の兄は、プロボクサーとして名を馳せる那須川天心であり、兄弟でスポーツ界において高い評価を得ています。

来歴



幼い頃から兄の影響を受け、キックボクシングを学び始めた龍心は、アマチュア大会に出場し、数多くの優勝を果たしました。彼はその実力が認められ、プロデビューを果たしました。プロとしての第一歩は、RISEという団体のリングで行われ、そこでの経験を通じて、彼はさらなる成長を遂げています。

特に2023年12月16日には、両国国技館にてRISEの試合に出演し、2ラウンドで龍太郎をTKOで下すという華々しい勝利を収めました。この試合では彼の強さとテクニックが存分に発揮され、多くのファンの期待を背負うこととなります。

RIZINデビュー



この試合の後、龍心はリングサイドにいたRIZINのCEO、榊原氏に対して大晦日のRIZIN.45に参戦したい旨をアピールしました。その場で提案された総合格闘技ルールでの試合に対し、龍心は「やります」と即答し、晴れてRIZINデビューが決定しました。

2023年12月31日、RIZIN.45での彼の初試合は、韓国選手のシン・ジョンミンとの対戦でした。1ラウンドではジョンミンに下からの腕十字を仕掛けられ一時危険な場面もありましたが、2ラウンドに入り龍心は強力なパンチを連打し、見事TKO勝利を飾りました。兄の天心のデビュー戦と同様の展開で、彼はMMAにおいても輝かしい初勝利を記録しました。

今後の展望



試合後のインタビューで、龍心は「また総合の試合をやりたい」と語り、今後の意欲を見せました。彼は「MMAの練習は刺激的で楽しい」と続け、普段のトレーニングにおいても週3回のペースで総合格闘技の練習に励んでいると明かしました。この取り組みは自らの技術向上に繋がり、結果的にキックボクシングの強化にも役立つと確信しています。

戦績



今後も彼の戦績や進展が期待され、ファンは彼の次なる挑戦を心待ちにしています。龍心の今後の活躍に注目です。彼の熱い戦いと成長を通じて、多くの人々に感動を与えていくことでしょう。

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