郡山冬果

郡山冬果（こおりやま ふゆか）は、1970年12月12日生まれの日本の女優です。東京都出身で、劇団文学座に所属しています。

彼女は1990年に文学座本公演『山猫からの手紙』で初舞台を踏み、以来、数多くの舞台作品に出演してきました。文学座本公演だけでなく、アトリエ公演、他劇団公演など、幅広い舞台でその才能を発揮しています。代表的な舞台作品としては、『好色一代女』、『リア王』、『真実』などがあります。2023年には浅草九劇で『君しか見えないよ』に出演し、2024年には『アンドーラ 十二場からなる戯曲』、2025年には『もうひとりのわたしへ』に出演予定です。

舞台以外にも、テレビドラマや映画にも出演しており、テレビドラマでは『3年B組金八先生（第4シリーズ）』などに出演、映画では『日日是好日』で典子の母役を演じました。また、海外ドラマの吹き替えにも挑戦しており、『オールイン 運命の愛』ではリエ役を担当しました。

ラジオドラマにも出演しており、『僕はかぐや姫』、『ふたり』などの作品があります。さらに、CMにも出演しており、『無添加だし』理研や『コレス＆ミドルケア さらっとおいしい青汁』大正製薬などのCMに出演しています。

郡山冬果は、その卓越した演技力と幅広い表現力で、数々の賞を受賞しています。平成8年度には、第4回読売演劇大賞優秀女優賞を『水面鏡』で受賞し、平成11年度には、岡山市民劇場賞 新鋭賞を『きらめく星座』で受賞しました。これらの受賞歴からも、彼女の女優としての才能と努力が伺えます。

彼女の活動は、文学座の公式サイトや個人のブログ「さくら　Room！」で確認することができます。

以下に、郡山冬果の主な出演作品をまとめます。

主な舞台出演作品

1990年:『山猫からの手紙』(文学座本公演)
1992年:『房吉』(文学座アトリエ公演)
1993年:『好色一代女』(本公演)、『鰹群』『港の風』(ぐるーぷえいと)
1994年:『日暮れて、二楽章のセレナーデ』(本公演)、『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(メジャーリーグ)
1995年:『メモランダム』(アトリエ)、『野分立つ』(本公演)
1996年:『水面鏡』(アトリエ)、『欲望という名の電車』(エイコーン)
1997年:『雨が空から降れば』(本公演)
1998年:『ジンジャー・ブレッド・レディー』
1999年:『きらめく星座』(こまつ座)
2000年:『缶詰』(本公演)
2001年:『バラの刺青』(エイコーン)、『こわれがめ』
2002年:『退屈な時間』(本公演)
2004年:『かもめ』(tpt)、『パレードを待ちながら』(本公演)
2015年:『リア王』(本公演)
2016年:『春疾風』(本公演)
2018年:『真実』(本公演)
2022年:『田園1968』(本公演)
2023年:『君しか見えないよ』 、『逃げろ！芥川』(本公演)
2024年:『アンドーラ 十二場からなる戯曲』(本公演)
2025年:『もうひとりのわたしへ』（本公演）

主なテレビドラマ出演作品

俺たちに明日は来るのか
がんばれジャイアンツ
裏切りの中央本線
みなと未来・ヨコハマ
イエローカード
夢暦長崎奉行
その気になるまで
3年B組金八先生（第4シリーズ）

主な映画出演作品

日日是好日

吹き替え作品

オールイン 運命の愛（リエ）

ラジオドラマ

僕はかぐや姫
ふたり

CM

『無添加だし』理研
『コレス＆ミドルケア さらっとおいしい青汁』大正製薬

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