郵政福祉

一般財団法人郵政福祉について

一般財団法人郵政福祉は、日本郵政グループの役員及び職員を対象とした特定保険業務や福利厚生事業を展開している法人です。元々、総務省郵政行政部の管轄下にあったこの法人は、2005年に設立されました。これにより、かつて存在していた財団法人郵政弘済会、郵政互助会、郵政福祉協会が統合され、1つの法人として新たにスタートを切りました。

法人設立の背景

この一般財団法人郵政福祉の設立は、2005年10月の対等統合をもって開始されました。郵政互助会が存続法人となり、他の2団体の事業を引き継ぎました。この統合により、より効率的で集中的なサービス提供が可能となりました。

沿革の概要

• - 2005年: 郵政福祉が発足、郵政互助会が存続法人として登録。
• - 2012年: 総務省から特定保険業の認可を取得。
• - 2013年: 内閣府より一般財団法人への移行が認められ、正式に一般財団法人郵政福祉が設立される。
• - 同年4月: 保険商品提供のスタート。退職給付保険や災害保険、社員援護保険の販売が始まる。損害保険代理業務も導入。
• - 2015年: 損害保険代理業を廃止。
• - 2016年: 災害保険と社員援護保険の見直しが行われる。
• - 2017年: さらなる見直しを進め、団体定期保険に医療特約を追加。

役員および評議員の構成

郵政福祉の運営は、様々な役員と評議員によって行われています。常勤の理事長には新堀修巳氏が就任しており、専務理事には氣駕紳一氏がいます。他の非常勤理事には大野早氏、小藤康夫氏、立原繁氏、山川郎氏がおり、監事には加順一氏、仲村健一氏が名を連ねています。

また、評議員には石川幸徳氏、奥宮京子氏、柴愼一氏、田中博氏、田村正勝氏、千葉吉弘氏、成道秀雄氏、宮井博氏、山田しづ氏、渡邊伸司氏が参加しており、多彩なバックグラウンドを有するメンバーが揃っていることが特徴です。

事業所の所在地

一般財団法人郵政福祉の本部は東京都港区虎ノ門に位置しており、各地方に活動拠点を構えています。北海道から沖縄まで、全国各地に地域本部を設けることで、広範なサービス提供を実現しています。具体的には、地方本部は北海道、東北、関東、南関東、信越、北陸、東海、近畿、中国、四国、九州、沖縄と各地に分かれています。

まとめ

このように、一般財団法人郵政福祉は日本郵政グループのメリットを享受し、職員とその家族に向けた多くの利便性を提供しています。特定保険業務や福利厚生事業を通じて、安心して働ける環境を整え、今後もその活動を続けていくことが期待されています。

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