都島郵便局

都島郵便局について



都島郵便局(みやこじまゆうびんきょく)は、大阪府大阪市都島区に位置する重要な郵便局です。この郵便局は、民営化以前には集配普通郵便局として分類されており、地域住民に広く利用されてきました。

基本情報



沿革


都島郵便局の歴史は1901年明治34年)3月にさかのぼります。この年、大阪郵便電信局天満支局として北区北森町に開局し、後に大阪天満郵便局と改称されました。1903年には二等郵便局に昇格しましたが、1945年昭和20年)の空襲により主要な建物が焼失し、松ヶ枝国民学校に仮移転しました。

1947年昭和22年)には都島区高倉町一丁目に移転し、この時に現在の都島郵便局と改名されました。その後、1957年には電話通話および和文電報の受付を開始し、1958年には本局を再び高倉町一丁目に移転させました。

1977年には近隣の大阪旭郵便局が開局し、旭区分の配達区域が分けられました。1990年には花の万博に合わせて、局の風景印が桜のデザインに変更され、同年8月には新しい局舎が完成しました。これにより、仮局舎からの復帰が果たされました。

1998年には外国通貨の両替トラベラーズチェックの取り扱いを始め、2007年の民営化に伴い郵便事業都島支店とゆうちょ銀行都島店が設立されました。2012年には、郵便事業都島支店が都島郵便局に統合され、サービスの向上が図られました。2022年には新たにかんぽサービス部が設置され、ますます多様なニーズに応える体制が整えられました。

提供されるサービス


都島郵便局では、郵便物や印紙、ゆうパックの取り扱いを行っており、生命保険自動車保険の契約も可能です。また、地方公共団体に関連する事務も行い、大阪市のゴミ処理券や市バス・地下鉄の優待乗車証も販売しています。

さらに、ゆうちょ銀行都島店では貯金、貸付、国際送金、外貨両替などの多岐にわたる金融サービスを扱っており、ATMも設置されています。特に、風景印は1990年3月30日から使用されており、そのデザインは大阪城、造幣局、銀橋、桜を基にした独特のものです。

周辺環境


郵便局周辺には大阪拘置所や、大阪府立都島工業高等学校、大阪市立都島第二工業高等学校が位置しており、多くの教育機関があります。

アクセス


都島郵便局には、地下鉄谷町線の都島駅から徒歩約8分という便利なアクセスがあります。また、大阪シティバスの高倉町一丁目停留所も近く、阪神高速12号守口線長柄出入口からは北東へ約1.5kmの距離に立地しています。なお、局舎には駐車場も完備されており、6台分の駐車スペースがあります。

都島郵便局は、地域住民に信頼される郵便サービスを提供し続けており、その歴史とともに多様なサービスを展開しています。

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