鄭振浩

鄭振浩（チョン・ジンホ）のプロフィール

鄭振浩（チョン・ジンホ、韓国語：정진호）は、1988年10月2日生まれの韓国出身の元プロ野球選手であり、外野手として知られています。ソウル特別市で生まれ育ち、大学時代にその才能を開花させ、以降プロ野球界に名を刻みました。彼はまた野球指導者としても活動を続けています。

経歴

斗山時代

大学では2年次にリーグ首位打者に輝くなど、素晴らしい打撃を披露していた鄭振浩は、2011年に斗山ベアーズから5ラウンドで指名を受けてプロ入りしました。しかし、デビュー当初は活躍の場が限られたものの、2012年にはチームの重要な選手としてしっかりと成長しました。李性烈の移籍後、外野の控え選手としての役割を果たし、その後は軍役のため尚武でプレイしました。

2013年にはフューチャーズリーグのオールスターゲームに出場し、打率3割と盗塁を記録するなど、高いパフォーマンスを示しました。この成果により、同年の国家代表として東アジア競技大会にも選出され、外野手として参加しました。2014年にはフューチャーズリーグ打点王に輝く好成績を上げ、さらなる注目を浴びました。

1年後の2015年4月22日にはプロ初ホームランを放ち、さらにはサヨナラホームランを打つなど、キャリアにおいて重要な瞬間が続きましたが、外野スタメン競争に敗れ、2016年韓国シリーズには出場できませんでした。それでも、2017年には歴代23番目のサイクルヒットを達成し、2018年には自身最多の111試合に出場するなど、全盛期を迎えました。

ハンファ時代

2019年には出場機会が減少しましたが、同年11月にはハンファ・イーグルスからの指名を受けて移籍。2021年3月には元同僚との対戦で投手としても出場を果たし、唯一の無失点の実績を残しました。しかし、同年10月には自由契約となり現役を引退しました。

現役引退後

引退後の2022年には、再び斗山ベアーズに戻り、コーチとして選手たちの指導にあたっています。彼の経験と知識は、次世代の選手たちにとって非常に大きな財産となることでしょう。

詳細情報

年度別打撃成績

• - 背番号

- 8（2011年 - 2012年）
- 23（2015年、2017年 - 2019年）
- 33（2016年、2020年 - 2021年）
- 83（2022年）
- 88（2023年 - 現在）

鄭振浩はそのキャリアを通じて、素晴らしい打撃能力と多才なプレースタイルで多くのファンに愛されてきました。彼の存在は、韓国プロ野球において色あせることのない印象を残し続けています。

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