酒井新悟

酒井新悟について

酒井新悟（さかい しんご）は、1969年8月20日に滋賀県大津市で誕生した日本のバレーボール指導者です。彼は、選手としてのキャリアを経て指導者としての道を歩み、多くのチームでその実力を発揮してきました。

来歴

酒井は花園高等学校を卒業後、国士舘大学へ進学します。彼は大学卒業後、地域リーグの日本電装に加入し、実業団リーグの昇格を目指しましたが、入れ替え戦での敗北が影響あり、活動を一時休止します。その後、福島県からの誘いを受けて教員採用試験を受験し、合格。中学校の教員として働きながら、同県の代表チームにも参加しました。

国体が終了した後、酒井は当時のV1リーグ（2部リーグ）チームである象印タフボーイズに入り、再び選手としてのキャリアをスタートさせましたが、チームは廃部になってしまいます。その後、1999年に新日鉄ブレイザーズ（現在の堺ブレイザーズ）に移籍しリベロとして活躍。2002年に選手としての引退を決断した後も、チームに残り、2002年から2009年の間はコーチとして指導に当たりました。

さらに、2008年には全日本ジュニアチームのコーチを務め、2009年から2014年には堺ブレイザーズの監督を担当しました。この間、チームは2010/11シーズンと2012/13シーズンにリーグ優勝を果たし、彼の指導力が評価されることとなります。

2014年以降はTeam COREの男子監督として約2年半活動した後、2016年には久光製薬スプリングス（当時）の監督に就任しました。酒井が女子チームを指導するのは初めてでしたが、彼はその期待に応える形でチームを優勝へと導きました。特に2017/18Vプレミアリーグや2018-19 V.LEAGUE DIVISION1では優勝し、優秀監督賞を受賞しています。また、2021-22 V.LEAGUE DIVISION1でも再び優勝を果たし、五度目の優秀監督賞を手にしました。

所属チーム

選手としての経歴

• - 花園高等学校
• - 国士舘大学（1988-1992年）
• - 日本電装
• - 福島県の教育機関
• - 象印タフボーイズ（1995-1998年）
• - 新日鉄・堺ブレイザーズ（1999-2002年）

指導者としての経歴

• - 堺ブレイザーズ（2002-2014年）
• - 日本代表（アンダーカテゴリー）（2008、2014-2016年）
• - 久光スプリングス/SAGA久光スプリングス（2016年～）

受賞歴

彼の卓越した指導力は多くの受賞歴に証明されています。受賞歴には以下が含まれます：

• - 2011年 - 2010/11 V・プレミアリーグ 優秀監督賞
• - 2013年 - 2012/13 V・プレミアリーグ 優秀監督賞
• - 2018年 - 2017/18 V・プレミアリーグ 優秀監督賞
• - 2019年 - 2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 優秀監督賞
• - 2022年 - 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 優秀監督賞

酒井新悟は選手から指導者へと成長を遂げ、数多くの実績を残してきた、バレーボール界の重要人物の一人です。

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