野球番組の歴代視聴率一覧

野球中継 歴代高視聴率ランキング：伝説の試合を振り返る

野球ファンなら誰もが気になる、過去の野球中継で記録された驚異的な視聴率。ここでは、プロ野球公式戦から日本シリーズ、WBCでの日本代表の戦い、そして高校野球まで、数々の名勝負の中から、特に高い視聴率を獲得した試合をランキング形式でご紹介します。

視聴率データは、特に記載がない場合、ビデオリサーチのデータに基づいています。

プロ野球：記憶に残る熱戦

公式戦

プロ野球公式戦では、特に優勝争いや注目選手が出場する試合で高い視聴率を記録しています。

1994年10月8日 中日ドラゴンズ vs 読売ジャイアンツ（10.8決戦）
関東地区：48.8%（フジテレビ）
伝説の「10.8決戦」。リーグ優勝をかけた最終決戦は、まさに国民的関心事でした。息詰まる投手戦、劇的な展開、そして試合後の歓喜と涙。すべてが視聴者を釘付けにしました。
1982年9月30日 中日ドラゴンズ vs 読売ジャイアンツ
関東地区：40.5%（NHK総合）
天王山3連戦。西本聖投手の好リリーフで巨人が3連敗を阻止した試合。
1979年6月2日 読売ジャイアンツ vs 阪神タイガース
関東地区：39.9%（日本テレビ）
江川卓投手のプロ一軍初登板。大きな注目を集めました。

日本選手権シリーズ（日本シリーズ）

日本シリーズは、年間王者を決める戦いであり、多くのファンがテレビにかじりつきました。

1978年10月22日 ヤクルトスワローズ vs 阪急ブレーブス 第7戦
関東地区：45.6%（フジテレビ系列）
ヤクルトが初の日本一に輝いた試合。劇的な展開で視聴者を魅了しました。瞬間最高視聴率は61.5%を記録。
1996年10月20日 読売ジャイアンツ vs オリックス・ブルーウェーブ 第2戦
関東地区：43.3%、関西地区：43.5%（日本テレビ系列）

その他

1985年10月16日 ヤクルトスワローズ vs 阪神タイガース
関西地区：56.7%（関西テレビ）
阪神タイガースが21年ぶりにリーグ優勝を決めた試合。関西地区の瞬間最高視聴率は74.6%を記録しました。

ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）：日本代表の激闘

WBCは、国を代表して戦う選手たちの姿に、多くの人々が感動しました。特に、2006年と2023年の大会では、数々の高視聴率試合が生まれました。

2023年3月16日 準々決勝 日本 vs イタリア
関東地区：48.0%（テレビ朝日系列）
2006年3月21日 決勝 日本 vs キューバ
関東地区：43.4%、関西地区：40.3%（日本テレビ系列）
日本が初代王者となった試合。王監督率いる日本代表の激闘に、日本中が熱狂しました。瞬間最高視聴率は関東地区で56.0%を記録。
2023年3月10日 第1ラウンド 日本 vs 韓国
関東地区：44.4%（TBS系列）

全国高等学校野球選手権大会（夏の甲子園）：青春のドラマ

高校球児たちのひたむきなプレーは、世代を超えて多くの人々に感動を与えます。決勝戦を中心に、高い視聴率を記録しています。

1978年8月20日 第60回決勝 PL学園 vs 高知商
関東地区：48.0%（NHK）
「逆転のPL」と呼ばれたPL学園が優勝した試合。劇的な試合展開が多くの視聴者を魅了しました。
2006年8月20日 第88回決勝 駒大苫小牧 vs 早稲田実業
札幌地区：59.2%（NHK）
駒大苫小牧と早稲田実業の決勝戦。田中将大投手と斎藤佑樹投手の投げ合いは、大きな話題となりました。

視聴率から見る野球人気

過去の視聴率データは、その時代の野球人気を反映しています。特に、国民的行事となった試合は、時代を超えて語り継がれています。これからも、記憶に残る試合が生まれることを期待しましょう。

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