野田裕喜

野田裕喜のプロサッカー選手としての歩み

野田裕喜（のだ ひろき）は1997年7月27日、熊本県上益城郡益城町に生まれたプロサッカー選手です。現在はJリーグの柏レイソルでディフェンダー（センターバック）としてプレーしています。彼のサッカーキャリアは多岐にわたり、若い頃からサッカーに情熱を注ぎ込んできました。

幼少期からのサッカー人生

彼のサッカーキャリアは、地元のクラブチームであるブレイズ熊本ジュニアからスタートしました。中学校を卒業後は大津高校に進学し、同校のサッカー部でその才能を開花させます。特に彼の恵まれた体格と俊敏な動きは目を引き、サッカー部の監督からも「サッカー選手じゃなければK-1の選手になれる」と称賛されるほどでした。

高校2年生のとき、彼は特別指定選手としてロアッソ熊本に登録され、2014年11月にはJリーグデビューを果たします。背番号5を与えられた彼は、公式戦において4試合に出場し、年代別日本代表にも選出されました。そんな彼に対してロアッソ熊本は即戦力として期待を寄せ、サッカー界からもその可能性が注目されました。

ガンバ大阪での挑戦

2016年、野田はガンバ大阪に加入し、J3リーグに所属する同クラブのU-23チームでプレーをスタートします。初年度は27試合に出場し、プロ契約を果たしました。しかし、2017年には骨折に見舞われ、その影響で出場機会が限られることになります。それでも彼は復帰を果たし、トップチームでのデビューを叶えました。

モンテディオ山形への移籍

2019年、野田はモンテディオ山形に育成型期限付き移籍で加入。2020年には完全移籍となり、同年のJ2リーグで初めてゴールを決めるなど、活躍の幅を広げます。特に2022年6月には、ベガルタ仙台戦での得点が6月の月間ベストゴールに選出されるなど、そのプレースタイルが評価されました。

柏レイソルへの加入

そして2024年、彼は柏レイソルへと完全移籍を果たします。開幕からは出場機会こそ限られていたものの、6月に古巣のガンバ大阪との対戦でJ1デビューを飾ります。今後の成長が期待される選手として、再び脚光を浴びています。

所属クラブまとめ

• - ブレイズ熊本ジュニア
• - ルーテル学院中学校
• - ブレイズ熊本Jrユース
• - 熊本県立大津高等学校（2013年 - 2016年）
• - ロアッソ熊本（特別指定選手 2014年9月 - 2015年10月）
• - ガンバ大阪（2016年 - 2019年）
• - モンテディオ山形（育成型期限付き移籍 2019年5月 - 同年12月）
• - モンテディオ山形（2020年 - 2023年）
• - 柏レイソル（2024年 - 現在）

代表歴

野田は、U-17やU-18日本代表としても活動し、国際大会での経験を重ねてきました。パンダカップではチームの一員として優勝を経験し、将来が期待されるサッカー選手といえるでしょう。

彼のキャリアはまだまだ続いており、今後の活躍が楽しみです。

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