金原亭馬生 (9代目)

九代目金原亭馬生（1887年1月13日 - 1949年1月1日）は、大正時代から昭和時代にかけて活躍した落語家です。本名は小林捨吉といいます。

経歴

1910年3月に四代目橘家圓喬に入門し、東喬を名乗りました。その後、大阪に移住していた五代目金原亭馬生の門下に移籍し、1913年2月に金原亭馬きんとして真打に昇進しました。当時は吉本興行部に所属していました。

師匠である五代目金原亭馬生が1919年に東京に戻った後も、九代目金原亭馬生は上方で活動を続けました。1926年11月には、金原亭馬生を襲名しました。

その後、東京に戻りますが、既に八代目金原亭馬生がいたため、1939年から4年間、浅草亭馬道と改名しました。八代目金原亭馬生の没後、1944年2月に再び金原亭馬生を襲名しました。

1949年元旦に62歳で亡くなりました。墓所は東京都台東区の東淵寺にあります。

芸歴

1910年3月：四代目橘家圓喬に入門、東喬を名乗る。
五代目金原亭馬生門下に移籍。
1913年2月：金原亭馬きんとして真打昇進。
1926年11月：金原亭馬生を襲名。
1939年：浅草亭馬道と改名。
1944年2月：金原亭馬生を襲名。
* 1949年：元旦に死去。

九代目金原亭馬生は、上方落語の世界で活躍し、その後の東京での活動を含め、多くの人々に親しまれました。二度の馬生襲名からも、その実力と人気が伺えます。彼の落語は、現在でも多くの人々に愛されています。

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