金喆元

金哲元（キム・チョルウォン、김철원、1984年1月22日生まれ）は、大韓民国出身のラグビー選手です。ポジションはスクラムハーフ（SH）を務め、その小柄ながらも俊敏な動きと的確なパスでチームを牽引しました。

血液型はB型、身長171cm、体重76kgと、ラグビー選手としては小柄な体格ですが、その体格を活かしたプレーが持ち味です。愛称は「チョル」や「チョリさん」と呼ばれ、多くのファンに親しまれています。

金哲元は、高校時代に養正高校から朝明高校に留学し、ラグビーの腕を磨きました。その後、大阪体育大学に進学し、4年次の2006年度には全国大学ラグビーフットボール選手権大会でベスト4入りを果たしました。この時、同じく韓国出身の徐忠植選手（京都産業大学）と共に、韓国出身選手として初めて国立競技場の舞台に立ちました。大学卒業後の2007年には、近鉄ライナーズに加入し、プロのラグビー選手としてのキャリアをスタートさせました。

同年、金哲元は日本代表スコッドに選出され、ラグビーワールドカップの補欠メンバーとなりました。その後、フィジー戦で矢富勇毅選手が負傷したため、急遽正式メンバーに昇格しました。日本代表としてのキャップは2（2015年9月現在）を記録しています。

現在は日本国籍を取得しており、日本名は金哲元（キム・チョルウォン）として活動しています。また、所属していた近鉄ライナーズと同じく「きんてつ」となるように日本名を発音するようにしました。

金哲元は、その卓越したスキルと豊富な経験で、多くのラグビーファンを魅了しています。小柄な体格ながらも、そのスピードとパスセンスを活かしたプレーは、観客を熱狂させます。また、日本代表としても国際舞台で活躍し、日本のラグビー界に大きく貢献しました。

金哲元の活躍は、日本と韓国のラグビー界の架け橋となり、両国のラグビーの発展に貢献しています。その功績は、多くの人々にとって記憶に残るものとなるでしょう。

経歴
養正高校
三重県立朝明高等学校
大阪体育大学
近鉄ライナーズ

関連項目
三重県立朝明高等学校
大阪体育大学ラグビー部
* 近鉄ライナーズ

外部リンク
近鉄ライナーズオフィシャルサイト メンバー紹介

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