金基熙

金 基熙（キム・キヒ）

金基熙（キム・キヒ）は、1989年7月13日生まれの韓国のプロサッカー選手で、釜山広域市出身です。彼は現在、蔚山HD FCに所属し、ポジションはディフェンダー（DF）およびミッドフィールダー（MF）を務めています。元韓国代表としても知られ、国内外で多くの実績を残しています。

来歴

クラブキャリア

金基熙は、彼のサッカーキャリアを2001年に始めました。最初に所属したのは、釜山の徳川初等学校で、続いて長坪中学校、釜慶高校でプレーしました。さらに、弘益大学校を経て、2011年に大邱FCに加入し、プロとしての第一歩を踏み出しました。

2012年から2013年の間、カタールのアル・スィーリーヤSCに期限付きで移籍し、その後、全北現代モータースに完全移籍しました。全北現代でのプレーは特に成功を収め、2014年と2015年にはKリーグ1で優勝を果たしています。

2016年には中国サッカー・スーパーリーグの上海緑地申花足球倶楽部に移籍し、ここでも2017年に中国FAカップを獲得しました。彼のキャリアはこの時期にさらに幅広い経験を得ることとなりました。

次に、金基熙は2018年にMLS（メジャーリーグサッカー）のシアトル・サウンダーズFCに加入し、2019年にはMLSカップを勝ち取るなど、国際舞台でも存在感を示しました。2020年には蔚山HD FCに移ると、ここでも優勝をし、Kリーグ1およびAFCチャンピオンズリーグでの成功を収めています。

所属クラブ

• - 2001年: 徳川初等学校
• - 2002年～2004年: 長坪中学校
• - 2005年～2007年: 釜慶高校
• - 2008年～2010年: 弘益大学校
• - 2011年～2013年: 大邱FC
• - 2012年～2013年: アル・スィーリーヤSC（期限付き移籍）
• - 2013年～2016年: 全北現代モータース
• - 2016年～2018年: 上海緑地申花足球倶楽部
• - 2018年～2019年: シアトル・サウンダーズFC
• - 2020年～現在: 蔚山HD FC

タイトル

クラブタイトル

• - 全北現代モータース

- Kリーグ1: 2014, 2015年

• - 上海緑地申花足球倶楽部

- 中国FAカップ: 2017年

• - シアトル・サウンダーズFC

- MLSカップ: 2019年

• - 蔚山HD FC

- Kリーグ1: 2022, 2023年
- AFCチャンピオンズリーグ: 2020年

代表歴

金基熙は韓国代表としても活躍しており、2015年にはEAFF E-1サッカー選手権での優勝に寄与しました。

個人タイトル

• - Kリーグ1 ベストイレブン: 2015年

金基熙は、数々のクラブチームでの経験と数々のタイトル獲得を通じて、韓国サッカー界において重要な役割を果たしてきた選手です。彼のプレースタイルは堅実なディフェンスと柔軟な攻撃参加であり、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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