金泰橪

金 泰橪（キム・テヨン）

金泰橪（キム・テヨン）は、1988年6月27日に韓国のソウル特別市で生まれたプロサッカー選手です。ポジションは守備的ミッドフィールダー及びセンターバックであり、その特徴として高い技術力とボール奪取能力を兼ね備えた大型ボランチが挙げられます。

来歴

幼少期から目覚ましい才能を示し、中学校時代から各年代の韓国代表に選出されていた金泰橪は、長薫高校在籍中にフランスリーグのFCメスユースチームでの経験を積みました。この海外での経験は、彼のサッカースタイルにおいて重要な要素となっています。

2006年には、韓国Kリーグのドラフトに参加せず、J2リーグのヴィッセル神戸にC契約選手として入団。その後、2007年5月13日のJ1リーグ第11節において、条件を満たしプロA契約を結びました。この時点で、彼のプロキャリアが始まります。

2008年には、J2の愛媛FCに期限付き移籍し、27試合に出場しながらも完全なレギュラーとは言えない状況が続きました。翌2009年には水戸ホーリーホックに期限付きで移籍し、そこで木山隆之監督の下でレギュラーとして活躍しました。しかし年末には神戸から契約満了となり、次の移籍先を探すことになりました。

2010年よりファジアーノ岡山に移籍し、2011年には東京ヴェルディに短期移籍しましたが、試合出場の機会はありませんでした。その後、大田シチズンに移籍し、チームの中核選手として活躍するものの、2013年には2部リーグに降格しました。

2014年には、中国リーグの瀋陽中澤に加入し、2015年シーズンはKリーグの釜山アイパークでプレーしました。2016年にはロアッソ熊本の練習に参加、3月16日に完全移籍が決まり、ボランチとして主力選手となり、3得点を挙げました。ですが同年12月5日に契約が満了し、退団しました。

2017年1月6日にはタイのパタヤ・ユナイテッドFCに移籍し、海外でのキャリアを新たな局面に持ち込むこととなりました。

所属クラブ

• - ユース経歴

2000年 - 2003年：千戸中学校
2004年：長薫高等学校
2004年9月 - 2005年7月：FCメスユース
2005年8月 - 2005年12月：長薫高等学校

• - プロ経歴

2006年 - 2009年：ヴィッセル神戸
2008年：愛媛FC（期限付き移籍）
2009年：水戸ホーリーホック（期限付き移籍）
2010年 - 2011年：ファジアーノ岡山
2011年2月 - 2011年7月：東京ヴェルディ（期限付き移籍）
2011年7月 - 2013年：大田シチズン
2014年：瀋陽中澤足球倶楽部
2014年：光州FC
2015年：釜山アイパーク
2016年3月 - 2016年12月：ロアッソ熊本
2017年 - ：パタヤ・ユナイテッドFC

個人成績

Jリーグデビューは2006年9月16日の徳島ヴォルティス戦で、初得点は2009年3月22日のアビスパ福岡戦でした。これまで、数多くのクラブで技術と経験を積み重ねてきた金泰橪は、今後の活躍が期待される選手です。

代表歴

• - U-14韓国代表
• - U-15韓国代表
• - U-16韓国代表
• - U-17韓国代表
• - U-20韓国代表

金泰橪の努力と才能は、サッカー界でも認められ、多くのファンに支持されています。

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