金秉析

金 秉析（キム・ビョンソク）

韓国出身のプロサッカー選手、金秉析（キム・ビョンソク、1985年9月17日生まれ）は、ミッドフィールダーとして活躍しています。Jリーグでは「キム・ビョンスク」として知られていますが、ここでは原語表記の「ビョンソク」を用いてその経歴を紹介します。

経歴の始まり

金は崇実大学校でサッカーに励む中、2007年にポルトガルのヴィトーリアFCに移籍し、プロキャリアをスタートさせました。その経験を経て、2009年に日本のモンテディオ山形に加入しました。彼の来日初ゴールは、3月7日に行われたJ1リーグ開幕戦のジュビロ磐田戦で決まり、そのゴールは山形のJ1初勝利に繋がっただけでなく、モンテディオ山形にとって初のJ1での得点でもありました。

Jリーグでの活躍

金はモンテディオ山形でのシーズンを経て、2010年12月に契約満了を迎え、その後2011年にサガン鳥栖へ完全移籍しました。鳥栖でのプレーでは17試合に出場し、4得点を挙げ、同クラブのJ1昇格を助ける重要な役割を果たしました。しかし、シーズン終了後には退団を余儀なくされました。

2012年からはサウジアラビアのアル・ナスルに移籍し、その後同年7月に大田シチズンに移ることになりました。大田では4年間プレーし、2014年から2015年にかけて安山警察庁サッカー団に所属。2017年にはソウルイーランドFC、続いて安山グリナースFCでの活動を経て、2018年には清州シティFCでプレーしました。

人物とエピソード

金には、日本で「タムラ」というニックネームがあります。これは、お笑いコンビ・麒麟の田村裕に見た目が似ていることに由来しています。また、契約発表当初は漢字表記が「金信泳」と誤って発表される珍事もありました。

所属クラブ一覧

• - ユース: 崇実大学校 (2004年 - 2006年 中退)
• - プロ経歴:

- ヴィトーリアFC (2007年 - 2008年)
- モンテディオ山形 (2009年 - 2010年)
- サガン鳥栖 (2011年)
- アル・ナスル (2012年)
- 大田シチズン (2012年 - 2016年)
- 安山警察庁サッカー団 (2014年 - 2015年)
- ソウルイーランドFC (2017年)
- 安山グリナースFC (2017年 - )
- 清州シティFC (2018年)

個人成績と初出場

金は2009年3月7日、Jリーグのジュビロ磐田戦で初出場・初得点を記録し、以降も多くの試合でその実力を発揮してきました。彼の活躍は、日本のサッカー界に多くの影響を及ぼしており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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