釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪

映画『釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪』

『釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪』は、2005年に公開された日本のコメディ映画で、人気シリーズ『釣りバカ日誌』の第18作目にあたります。この作品では、勤め先のゼネコンで働く釣り好きのハマちゃんこと浜崎伝助が、釣りを通じて引き起こす様々な騒動を描いています。

あらすじ

出世には全く興味がない浜崎伝助は、妻や子どもと一緒に釣りを楽しむ日々を送っています。彼が働く鈴木建設には、若手社員の久保田達也が在籍しており、彼は取引先の大手企業から来た御曹司です。達也は、東京本社に戻るように言われていますが、手がけているプロジェクトが終わるまで帰らないと決めています。そんなある日、伝助は鈴木建設社長の一之助から、達也が担当中の出張に同行するように命令されます。

出張先は長崎で、出発早々伝助は仕事よりも釣りに思いを馳せます。彼は達也に釣り船の手配を頼み、それから出会ったアメリカの釣り好きボブと意気投合し、釣りを楽しみます。この間、夜は達也の恋人・美鈴の父親が経営するバーで過ごし、翌日には二日酔いで連結式に臨みます。しかし、式が終わるとまた釣りに向かってしまいます。

一之助は、身勝手に行動する伝助にイライラを募らせながら、彼を追いかけます。結局、伝助はその日の夜もホテルには戻らず、イージス艦に迷い込む大騒動を引き起こす羽目に。伝助が音信不通であることに気づいたスーさんは、伝助の妻・みち子と共に警察に捜索願を提出し、騒動は大きな事態へと発展します。

数日後、アメリカ大使館経由で伝助がイージス艦の中に無事でいることが知られ、安堵の表情を浮かべるスーさんとみち子。伝助は、長崎での釣りを心底楽しんだ後、無事に帰国します。行方不明騒動から1ヶ月後、再び長崎に訪れるのは、達也と美鈴の結婚式出席のためです。

しかし、美鈴の父親である輝男は、娘を手放したくない一心で結婚に大反対します。結婚式当日、輝男は式をボイコットする決心をしており、それをなんとかするために伝助は米兵たちを頼りにします。伝助は輝男を無理矢理結婚式場に連れてくることに成功し、最終的には輝男も娘の結婚を受け入れます。

キャストとスタッフ

本作には、浜崎伝助役の西田敏行をはじめ、多彩なキャストが勢揃いしています。また、映画の監督は朝原雄三、脚本は山田洋次、石川勝己、平松恵美子が担当しており、音楽は信田かずおが手掛けています。ロケ地には、長崎県の佐世保や新西海橋などが使用され、映画の舞台として美しい景色が映し出されています。

結論

『釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった♪♪』は、伝助の釣りへの情熱とともに、周囲が巻き込まれるコミカルな騒動を描いた心温まる作品です。観客は笑いと感動を味わいながら、伝助と一緒に釣りを楽しむことができるでしょう。

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