鈴木あゆみ

鈴木 あゆみ



鈴木 あゆみ（すずき あゆみ、1985年10月14日 - ）は、日本の元女子バスケットボール選手。北海道出身。ポジションは主にセンターやフォワードを務めた。

経歴



中学時代からもみじ台中学でバスケットボールに打ち込み、札幌山の手高校に進学。高校在学中から全国レベルで頭角を現し、世代別日本代表であるヤングウーメン日本代表には、高校生としては唯一選出されるなど、将来を嘱望される存在となる。

高校卒業後は筑波大学へ進学。大学バスケットボール界においても、入学初年度からチームの主要選手として活躍する。関東女子大学リーグ戦においては、チームが達成した歴史的な4連覇に貢献したほか、全日本大学選手権（インカレ）では1年次にチームを優勝に導くなど、輝かしい実績を残した。また、大学在学中には、ユニバーシアードの日本代表メンバーにも選ばれ、国際舞台での経験を積んだ。

2008年、大学を卒業し、Wリーグに所属する富士通レッドウェーブに加入。社会人バスケットボールのキャリアを開始する。富士通では、チームのインサイドプレイヤーとして貢献する傍ら、日本代表にも度々選出された。

2009年にはウィリアム・ジョーンズカップの日本代表に選出され、国際親善大会に出場。さらに、2010年にはA代表候補に選ばれると、ニュージーランドとの親善試合での高いパフォーマンスが評価され、同年のFIBA女子バスケットボール世界選手権（現FIBA女子ワールドカップ）には、自身にとって初となるA代表として出場を果たした。世界の強豪が集う大会で、日本代表の一員としてプレイした経験は、彼女のキャリアにおいて大きな意味を持った。

2015年、所属していた富士通を退団。これにより、現役選手としてのキャリアに区切りをつけた。

長きにわたり、学生バスケットボール界からWリーグ、そして日本代表として、国内外の舞台で活躍した鈴木あゆみは、その確かな技術と経験で多くのファンを魅了した。

所属チーム




日本代表歴




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