鈴木バイダン

鈴木バイダンについて

鈴木バイダン（すずき バイダン、1991年12月2日生まれ）は、日本のお笑い界で活躍する芸人で、吉本興業東京本部に所属しています。彼のユーモア溢れるスタイルと個性的なキャラクターで、多くのファンに愛されております。彼の芸人としてのキャリアをたどると、数々の挑戦と成長が見て取れます。

来歴

東京都立足立新田高等学校を卒業後、鈴木は進学していた大学に通っていましたが、将来について悩んでいた時期に高校の同級生からお笑いの道へ誘われ、コンビ「パーラメント」を結成することになります。このコンビは初めはフリーで活動し、オフィスバードの主催する学生芸人の賞レースにも挑戦しましたが、結果は1回戦敗退となりました。挫折を味わった帰り道、オフィスバードの社長から勧められ、そのまま所属することが決まりました。しかし、コンビ名が既存の商品と同じであったため、改名し「パーラメンツ」となるのです。

オフィスバードは少数精鋭の事務所で、鈴木はその中で活動を続けましたが、やがてパーラメンツは解散。相方のりゅうたろうと共に新たにコンビ「やわら」を結成します。ここで鈴木は、様々なスタイルの漫才を展開し、特に相方が知っている曲のメロディを変えてのパフォーマンスが特徴的でした。しかし、コンビ活動へのモチベーションの低下から「やわら」の解散を決断し、お互いに別の道を歩むこととなります。

その後、2020年には元サンプルの南と「オドるキネマ」を結成しましたが、短期間で解散を発表。鈴木は新たなコンビを探しつつ、ピンでの活動を続けます。2023年にはりゅうたろうと再び「やわら」として活動し、M-1グランプリ2023にも出場し、準々決勝に進出しました。ただし、正式には再結成を果たしておらず、引き続きピン芸人として活動しています。

人物像

鈴木バイダンは、体重が114 kgある大柄な体格が特徴です。元々はさらに重かったものの、ダイエットに成功し健康を意識しています。趣味はテニスと漫画、特技にはウクレレやドラムがあります。彼は「日本一華のあるデブ」とも称され、彼自身もこのキャッチフレーズを気に入っているようです。また、同期のあんりとはビジネスカップルというユニークな関係を築いています。

鈴木の母はフィリピン人のハーフであることもあり、ルックスは先輩芸人の大トニーに似ているため、よく混同されることがあります。様々な要素が彼のユーモアやキャラクターに影響を与えているのです。

芸風

鈴木はピン芸人としても活動し、女装してスナックのホステス風のキャラクターを演じる一人コントなどを披露することがあります。特に「鈴子」というキャラクターは、急遽作り上げたにもかかわらず、好評を博し、以後は持ちネタの一つとなりました。このような多様なスタイルが、彼をより魅力的な芸人にしています。

出演番組

鈴木バイダンは、数多くのバラエティ番組にも出演しており、その中でも「ぐるぐるナインティナイン」や「有田ジェネレーション」、「ウチのガヤがすみません!」などでその存在感を示しています。特に「おもしろ荘」ではやわら時代に出演しており、多くの視聴者に覚えられることとなりました。これからの活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索