鈴木淳 (ベーシスト)

鈴木淳（すずき じゅん）は、1968年7月18日生まれの日本のミュージシャンで、ベーシストとして知られています。宮城県仙台市で生まれ、後に千葉県へ移り住みました。血液型はB型です。

キャリア

1990年代後半には、ロックバンド「チューインガム・ウィークエンド」のベーシストとして活動。1998年夏からは、the pillowsのサポートベーシストとしてレコーディングやライブに参加し、「カーニバル」（1999年7月リリース）が初のレコーディング参加作品となりました。

2001年にチューインガム・ウィークエンドが解散した後も、the pillowsのサポートを継続しつつ、ソロプロジェクト「fragments」を開始。同名のバンドが存在しますが、これは別人です。2010年からはカミナリグモのサポートベーシストも務めました。2014年には、ザ・コレクターズのライブにもサポート参加しましたが、同年末に事務所を解雇され、the pillowsのサポートメンバーを離れることとなりました。

2016年には、自身の新バンド「SABAH」を結成。しかし、2017年2月以降は活動が停滞し、事実上の活動休止状態となっています。2018年には、自身がオーナーを務めるアコースティックライブパブ「BLAH BLAH BLAH」を西早稲田にオープンしました。

人物

鈴木淳のメインベースは1974年製のフェンダー・ジャズベースで、ブラックフィニッシュ、鼈甲ピックガード、メイプル指板が特徴です。また、同年代のプレシジョンベース（ナチュラルフィニッシュ、ブラックピックガード、メイプル指板）も所有しています。

プレイスタイルは基本的にピック弾きですが、曲によっては指弾きも行います。ピッキングのムラを防ぐため、ベース演奏時には必ずリストバンドを着用し、足を大きく広げるスタイルも特徴的です。

the pillowsではサポートメンバーという立場上、メディアのインタビューには基本的に応じませんが、「ターミナル・ヘヴンズ・ロック」や「Tokyo Bambi」など、いくつかのミュージックビデオには出演しています。

趣味はサッカーと野球で、広島東洋カープのファンです。the pillowsの担当ディレクターと名前が同音異字（ディレクターは「鈴木潤」）であるため、混同されることもあります。the pillowsの作品クレジットでは「JUN SUZUKI(fragments)」と表記されています。

ライブでは、仙台生まれ千葉育ちであると発言しており、仙台でのライブには彼の両親が訪れることもあります。

作品

ソロプロジェクト「fragments」としては、以下の作品をリリースしています。

this is the night (2003年2月14日): 4曲入りミニアルバム。ライブ会場および通信販売で限定発売されました。
my room is delicious vol.1 (2002年1月23日): コンピレーションアルバム。M-1「delicious & vacant」、M-2「DUB PHANTOM」を収録。
MY ROOM IS DELICIOUS VOL.2 (2002年9月25日): コンピレーションアルバム。M-9「DEAR」、M-10「BLUE MOON」を収録。
GO! DELICIOUS GO! (2005年11月2日): コンピレーションアルバム。M-7「unlucky days」、M-8「oh my god」を収録。

在籍していたバンドの作品については、それぞれの項目を参照してください。

the pillows - the pillows#作品
[カミナリグモ]] - [カミナリグモ#ディスコグラフィ

脚注

[脚注の記述は省略します]

外部リンク

* 鈴木淳 OFFCIAL WEB SITE

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