鈴木里沙

鈴木 里沙（すずき りさ）

日本の舞台女優、演出家。劇団扉座に所属し、「轟組」の一員として活動している。豊かな歌唱力と表現力を兼ね備え、数多くの舞台で存在感を発揮している。

プロフィール

1977年12月25日生まれ、神奈川県出身。東京アナウンス学院、劇団円演劇研究所専攻科にて演技を学ぶ。身長は157cm、体重は49kg、血液型はA型である。

経歴

演劇の道を志し、2000年に劇団扉座の研究所に第4期生として入所。研修期間中に出演した舞台『NINAGAWA 火の鳥』では、アンサンブルながらその卓越した歌唱力と表現力が演出家に見出され、ソロパートを獲得するという異例の経験をする。この実績が認められ、翌2001年には劇団扉座に正式に入団。以来、劇団の主要メンバーとして、数多くの舞台作品に出演し続けている。

舞台俳優としての活動に加え、演出家としてもキャリアを積んでいる。

その他の活動

劇団活動と並行して、外部のプロジェクトにも積極的に参加している。2003年から2005年にかけては、女性ミュージカルグループ「東京メッツ」に所属し、歌とダンスを中心としたパフォーマンスの経験を積んだ。さらに、2008年には元東京メッツのメンバーである美妃、水野江莉花、良田麻美と共にミュージカルユニット「鈴妃野田（すずひのだ）」を結成。ユニット名はメンバーそれぞれの名前から一文字ずつ取ったものであり、このユニットとして不定期にライブ公演を行っている。

過去には、文化学院の「声優演劇コース」にて講師を務めた経験もあり、後進の育成にも携わっていた。

趣味・特技

趣味はスポーツ観戦、カラオケ、音楽鑑賞、映画鑑賞と多岐にわたる。特技はダンスと歌であり、これは彼女の舞台上での表現力の基盤となっている。

主な出演作品

舞台

『NINAGAWA 火の鳥』（2000年）
『アゲイン』（2001年）
『ハムレット』（2001年）
『TSUTOMU』（2001年）
『そらにさからふもの』（2002年）
『新羅生門』（2002年）
『いちご畑よ永遠に』（2002年）
『新浄瑠璃 百鬼丸〜手塚治虫「どろろ」より〜』（2004年）
『東京建築ショー〜或る時は、コンチクショー!〜』（2004年）
『語り継ぐ者たち〜清水次郎長伝・異聞〜』（2005年）
『アトムへの伝言』（2005年）
『闇市狂詩曲』（2006年）
豊橋市制百周年記念事業 豊橋市民参加音楽劇『豊橋オーレ!』（2006年）
『東京建築ショー 劇場版『ドリル魂』』（2007年）
『ドリル魂』汐留イベント（2007年）
『ドリル魂』（2007年）
美浜文化ホールこけら落とし公演『美浜に吹く風』（2007年）
劇団劇作家 旗揚げ公演『劇読み!vol.1』（2007年）
『LOVE LOVE LOVE R36』（2007年）
『トラオ』（2008年）
『人生のクライマックス』（2008年）
厚木市文化会館開館30周年記念公演 音楽劇『リバーソング〜永遠のハックルベリィ・フィンたちへ〜』（2008年）
ホリプロ『ピーターパン』（2008年 - 2010年）
Arts Fusion in KANAGAWA『ドリル魂〜横浜現場編』（2009年）
ケイダッシュステージ『メモリーズ4』（2009年）
『苦情の手紙』（2009年）
レイネット『乱童 RAN-DOH〜Voice in city〜』（2009年・2010年）
Arts Fusion in KANAGAWA『ドリル魂〜YOKOHAMAガチンコ編』（2010年）
『神崎与五郎 東下り』（2010年）
『歓喜の歌』（2024年）
『北斎ばあさん-珍道中・神奈川沖浪裏-』（2025年公演予定）

映画

『MASK DE 41』

テレビドラマ

『金曜日のスマたちへ』
『女優魂』

CM

* さくらや

劇団での活動はもちろん、外部出演やユニット活動、後進の指導など、多方面で才能を発揮し続けるアーティストである。

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