長井勝

長井勝（ながい まさる）

長井勝（ながい まさる、Masaru Nagai、1969年 - ）は、東京都出身の日本の音楽家であり、TWO of USのメンバーとして知られています。横浜国立大学大学院を修了。

経歴

幼少期から音楽との出会い

1969年、東京都小平市に生まれた長井勝は、幼い頃から音楽に囲まれた環境で育ちました。年齢の離れた姉や兄が奏でるピアノの音色に親しみ、自然と音楽への関心を深めていきました。

1975年、小学生時代にはアニメ「宇宙戦艦ヤマト」に夢中になり、宮川泰が手掛けた壮大なテーマ音楽に魅了されます。この経験から、オーケストラ楽曲や作曲への興味を持つようになりました。

1979年、小学4年生になるとピアノを習い始め、中村寿子に師事し、音楽の基礎を学びました。

中学・高校時代

1982年から1988年までの中学校・高校時代には、合唱の指揮者を務めました。この経験を通して、ハーモニーの重要性や音楽を通じた一体感を学びました。

大学時代とオーディション

1989年から1993年、東京都立武蔵高等学校在学中からバンド活動を開始。大学進学後も、自作曲を中心に横浜市のライブハウスで精力的に演奏活動を展開しました。

1993年、大学院への進学を決めていた大学4年時に、バンドメンバーの川久保秀一と共にSony Records主催のボーカリストオーディション「Voice 2」に応募し、1万1千組を超える応募者の中から見事グランプリを獲得しました。

TWO of USとしてのデビューとソロ活動

1994年2月、川久保秀一と共に男声デュオ「TWO of US」を結成。ソニー・ミュージックアーティスツと専属アーティスト契約を結びました。

1995年8月、Sony Recordsよりシングル「胸いっぱいの夏」でメジャーデビューを果たします。

1998年3月、横浜国立大学大学院を修了。

1999年、シングル8枚、オリジナルアルバム2枚、その他アルバム4枚をリリース後、Sony Recordsでの活動を終えました。

2001年に川久保秀一が脱退してからは、長井勝がソロとして「TWO of US」の名を守り活動を継続。バンドの元メンバーと結婚し、一男一女をもうけました。以降は、市民ライブを中心に活動を展開しました。

2010年、「TWO of US One-man Live」を開催し、ライブ活動を再開。

バンドとしての再始動

2017年、新たなメンバー5名を迎え、6人組バンド「TWO of US」として再スタートを切りました。同年8月には、19年ぶりとなるオリジナルアルバムをリリースしました。

人物

趣味は、折り紙、歴史研究、天体観測、昆虫採集と多岐にわたります。好きな言葉は「継続は力なり」。

音楽性

2001年以降のライブでは、地域の保育・教育、政治や社会問題をテーマにした語りを取り入れ、聴衆に癒しの空間を提供すると共に、互助・協力による社会改善への願いを込めて歌い続けています。

楽曲制作

ETV特集「にっぽんを歩く」テーマ曲（NHK教育テレビジョン、1999年4月〜2000年2月放送）
演劇集団キャラメルボックス公演「TRUTH」挿入歌

外部リンク

長井勝公式ウェブサイト『Nagai's Music Site』
長井勝 (masaru.nagai.16) - Facebook

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