長堀肇

長堀 肇 - 元社会人野球選手と指導者

長堀肇は、1962年3月7日生まれで埼玉県さいたま市に育った野球界の著名な人物です。彼は外野手としてのキャリアを持ち、また指導者としても活動していることが特徴です。

経歴

長堀は上尾高校に在学中、1979年の第61回全国高等学校野球選手権大会に一塁手として出場しました。その大会では、強豪の浪商高校と対戦し、彼の仲間たちには牛島和彦、香川伸行、山本昭良、山脇光治の名もありました。試合は終盤まで競り合ったものの、残念ながら1回戦で敗退となりました。高校時代、彼は野本喜一郎という監督のもとでプレーし、同級生には仁村徹や福田治男といった選手がいました。

高校卒業後は、東都大学野球連盟に所属する東洋大学に進み、経営学部で学びながら野球を続けました。大学では主に外野手として活躍し、リーグのベストナインに3度選出されるなど、その実力を証明しました。また、1982年には日本代表として第11回日米大学野球選手権大会に出場しています。

1984年には東洋大学を卒業し、日本電信電話公社に入社、同社の電電東京野球部に加入しました。以降、1995年までの11年間、都市対抗野球大会に出場し続け、その功績により「10年連続都市対抗野球大会出場」の表彰を受けることになりました。

2002年にはNTT東日本のコーチとして指導者の道を歩み始め、2004年には同社の監督に就任しました。監督として、彼は2008年までに5回の都市対抗野球大会出場を果たし、2度の黄獅子旗（第3位）を獲得する偉業を成し遂げました。現在、長堀は2016年から東洋大野球部OB会の会長を務めており、2017年にはNTT東日本を退職後、株式会社ミライトに勤務することになりました。2022年4月1日からは東洋大学附属牛久高校の硬式野球部監督として新たな挑戦を始めています。

人物

長堀は、高校時代の恩師である野本を理想の指導者として挙げるほど、彼の影響を大きく受けています。また、彼の座右の銘は「不動心」であり、これは彼の野球や人生における信念を反映した言葉です。彼の生き方や指導哲学は、これからの若い選手たちにとっても大いに参考になるでしょう。

野球選手としてのキャリアだけでなく、指導者としても若手育成に力を注ぎ、今後の活躍も期待される長堀肇。

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