長岡村 (富山県)

長岡村について

長岡村（ながおかむら）は、かつて富山県婦負郡に存在した村であり、1889年に正式に発足しました。この村は、富山県の多くの村や町と同様に、明治時代の町村制施行に伴って設立されたもので、当時の針原村、針原新村、林新村、北代村、北代新村、舟橋新村、八町村の一部から成り立っていました。

沿革

• - 1889年（明治22年）4月1日：町村制の施行により、婦負郡長岡村が成立。

• - 1954年（昭和29年）3月1日：婦負郡呉羽村、長岡村、寒江村及び射水郡老田村が合併し、婦負郡呉羽町が新たに発足。この合併により、長岡村はその歴史を終えました。

歴代の村長

長岡村の村長は、設立から合併に至るまで、何人かの人物が就任しました。以下に歴代村長の名前と在任期間を示します：

• - 恒田宇一郎：1889年5月15日から1893年5月14日まで。
• - 恒田嘉一：1893年6月5日から1896年6月18日まで。
• - 梅本助三郎：1896年7月18日から1897年4月18日まで。
• - 山形徳平：1897年5月1日から1899年12月19日まで。
• - 安沢是信：1900年4月27日から1900年12月11日まで村長代理。
• - 中井三五郎：1900年12月12日から1901年5月17日まで。
• - 矢後弥一：1901年9月19日から1901年12月1日まで。
• - 中林清一郎：1903年12月4日から1907年8月28日まで、そして再任されて1907年10月15日から1911年8月18日まで。
• - 栂野安房：1911年8月30日から1911年9月6日まで村長代理。
• - 坪島亀次郎：1911年9月7日より就任。その後、1915年9月8日に再選され、1917年12月18日まで。
• - 辻野梅太郎：1918年4月20日から在任。1922年4月21日に再選され、1926年4月20日まで続きました。
• - 小林清一：1926年4月27日から1928年6月15日まで。
• - 中林清一郎：1928年7月23日から1932年7月12日まで。
• - 黒田恒次郎：1932年10月19日から1941年9月4日まで在任し、その後再任されました。
• - 北野昌太郎：1941年9月4日から1945年3月9日まで。
• - 田島清一：1945年4月6日から1946年10月12日まで、富山市五福出身。
• - 坪田秀一：1947年4月5日から1954年3月1日まで、呉羽町への合併により自然退職。

参考文献

この情報は、東京堂出版から1990年に発行された『市町村名変遷辞典』を基にしております。長岡村の成り立ちや歴代村長についての詳細は、文献を参考にしていただければと思います。

関連項目

また、長岡村は富山県内のいくつかの廃止市町村の一つであり、その歴史を理解する手助けとなるでしょう。

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