長崎バス桜の里営業所

長崎バス桜の里営業所

長崎バス桜の里営業所は、長崎県長崎市さくらの里3丁目382-3に位置し、長崎市の北西部を担当する重要な交通拠点です。この営業所は、2002年に松ヶ枝営業所から主要路線を移管する形で新設され、長崎バスの事業所の中でも最も広大な規模を誇ります。

建物と設備

営業所の建物は地上5階建てで、屋上には立体駐車場が設けられています。1階にはターミナルが設置され、窓口、待合室、自販機コーナー、トイレなど、乗客が快適に利用できる環境が整っています。この施設は、長崎市中心部方面や大瀬戸方面に向かう路線の接続待ちや始発待ちの際に、乗客が休憩できる場としても機能します。

上層階の3階以上はバスの車庫として使用されており、バスの管理や保管が行われています。ターミナルと営業所の便利な位置関係と、充実した設備は、利用者にとって大きな利点です。

路線概要

桜の里ターミナルからは、時津方面を経由して長崎市中心部に向かう路線が発着しています。この路線は、地元の時津営業所によって運行されています。長崎市ではコミュニティバスも運行されており、地域住民の交通手段として重要な役割を果たしています。

主要な路線

以下に、桜の里営業所が運行する主要な路線の一部を紹介します。

1. 滑石（寺川内）- 式見・荒毛公園前線
この路線は1994年から運行されており、中型ワンステップバスで運行されています。通常の路線バスが運行されていない道を経由し、式見地区と滑石地区を結ぶショートカットの役割があります。

2. 小江原ニュータウン・相川線
小江原や相川方面への路線です。この路線は長い歴史があり、1954年から運行が開始されました。長崎市との利便性を高める目的で運行されており、停留所の新設や経路の変更が行われています。

3. 滑石団地線
滑石地区と長崎市中心部を結ぶ路線であり、1970年代より運行が始まったものです。急激な人口増加に伴うニーズにも応えて、日中は頻繁にバスが運行されています。

4. 上横尾線
横尾地区を結ぶこの路線は、1980年代から運行が始まり、現在も多くの利用客に親しまれています。平日の日中は20分に1本の頻度で運行されています。

まとめ

長崎バス桜の里営業所は、長崎市の交通網の中でも特に重要な役割を担っており、地域住民や訪問者にとって欠かせない交通拠点となっています。多彩な路線が集まり、快適な乗車環境が整っていることから、今後も多くの利用者に支持され続けることでしょう。

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