長崎南山認定こども園

長崎南山認定こども園は、1960年4月8日にカトリック系の神言修道会によって長崎市に創立された、幼保連携型の私立認定こども園です。設立当初は長崎南山幼稚園という名称でしたが、2015年に幼保連携型認定こども園へと移行しました。

概要

学校法人長崎南山第二学園が運営しており、同じ敷地内には長崎南山小学校やカトリック西町教会が併設されています。カトリックの教えに基づいた教育を実践しており、園児一人ひとりの人格を尊重し、かけがえのない存在として大切に育むことを教育目標としています。毎年若干名の募集であるため、長崎市内でも入園が難しい幼稚園として知られています。

教育目標

子供たちの個性と人格を尊重し、愛を持って成長を支え、社会で活躍できる人間を育成することを目指しています。カトリックの精神に基づき、他者への思いやりや感謝の心を育むことを重視しています。

制服

制服は、イタリアの高級ファッションブランドである「ミラ・ショーン」のデザインを採用しています。ブレザー、シャツ、ズボン、ブラウス、スカートなど、洗練されたデザインが特徴です。

沿革

1957年4月：カトリック神言修道会により、長崎南山幼稚園・小学校・カトリック西町教会の設立準備が開始されました。
1960年4月：長崎南山幼稚園が開園しました。当初は小学校校舎の一階を使用していました。創立者はヨハネ・ウィゼン師、初代園長は聖霊会シスター・ベアタ三国重子でした。
1961年3月：第一回目の卒園式が行われました。
1966年4月：扶助者聖母会のシスターが赴任しました。園長は引き続きヨハネ・ウィゼン師が務めました。
1968年12月：学校法人長崎南山第二学園が設立され、初代理事長にはヨハネ・ウィゼン師が就任しました。
1969年10月：長崎南山第二学園と西町教会の聖堂の献堂式が行われました。
1980年6月：幼稚園の園舎が竣工しました。
1997年4月：園長に川上進師が就任しました。
1999年4月：純心聖母会のシスターが赴任しました。
2008年4月：園長にジェブーラ・エウゲニウス師が就任しました。
2009年10月：長崎南山幼稚園は、学園と西町教会と共に設立50周年を迎え、記念式典と祝賀会が開催されました。
2012年：長崎南山第二学園の校舎と園舎の耐震強度補強工事が実施されました。
2013年：園舎に空調設備が導入されました。
2014年：幼保連携型認定こども園への移行に向けた準備が開始されました。
2015年：幼保連携型認定こども園として新たに開設されました。
2017年：園長にポウォムスキ・スタニスワヴ師が就任しました。

脚注

関連項目:
長崎県幼稚園一覧
外部リンク:
長崎南山認定こども園 公式サイト

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