長崎市立茂木中学校

長崎市立茂木中学校

長崎市立茂木中学校（ながさきしりつ もぎちゅうがっこう）は、長崎県長崎市北浦町に位置する公立の中学校です。略称は「茂木中」で、多くの生徒に愛されながら教育が行われています。

学校の概要

茂木中学校は、1947年の学制改革に伴い新制中学校として設立されました。2012年には創立65周年を迎え、地域の教育機関として長い歴史を誇ります。地域とともに歩み続けてきたこの学校の校訓は「信頼・向上」であり、生徒たちには互いに信頼し合い、高みを目指す姿勢が求められています。

校章は、茂木地区名産の枇杷の葉を三枚、実を三個組み合わせたデザインで、「中」の文字が中央に配置されています。このデザインは、茂木の自然と学校の誇りを表しています。また、校歌は作詞・作曲ともに茂木中学校の関係者によって作られ、歌詞には学校名「茂木」が登場し親しみを持たれています。

沿革の詳細

1947年4月1日、旧・国民学校から改組された茂木町立茂木中学校が設立され、その後、様々な変遷を経て現在の形となりました。新しい校舎が建設されるまでは、茂木小学校の校舎に併設されて教育が行われ、分校も設置されていました。

1948年には、茂木町立日吉小学校や早坂小学校に併設される形で日吉分校や早坂分校が設けられました。そして、1950年に中学校校舎が完工し、長崎県立長崎東高等学校の茂木分校も移転しました。その後、1953年に高等学校の独立校舎が完成し、併設が解消されました。

1962年には地域の編入に伴い「長崎市立茂木中学校」と改名され、1984年には新しい校舎が完成しました。そして2022年4月には、長崎市立南中学校との統合が行われ、新たなスタートを切りました。

学校行事と部活動

茂木中学校では、3学期制を採用しており、年間を通じて多様な学校行事が行われています。これにより、生徒たちは学問の研鑚だけでなく、多角的な経験を積むことができます。また、運動部や文化部も活発に活動しており、サッカー部、ソフトテニス部、バレーボール部、バスケットボール部、剣道部、駅伝部といった運動部門のほか、美術部などの文化系クラブも存在します。

アクセスと周辺施設

長崎市立茂木中学校へは、最寄りの長崎自動車（長崎バス）「北浦」バス停から徒歩でアクセスできます。また、周辺には茂木港や公民館、郵便局、さらに茂木小学校や幼稚園、保育所など教育関連の施設も揃っており、地域の教育環境が充実しています。

終わりに

長崎市立茂木中学校は、地域との結びつきを大切にした教育を行い、未来を担う生徒たちを育成しています。歴史を重んじつつ、新しい挑戦にも取り組むこの学校は、生徒にとってかけがえのない学び舎となっています。

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