長良川国際会議場

長良川国際会議場について

長良川国際会議場（ながらがわこくさいかいぎじょう、Nagaragawa Convention Center）は、岐阜県岐阜市に位置する国際会議場及び多目的ホールです。この施設は岐阜市が国際的なコンベンション都市を目指す中で重要な役割を果たしており、国内外からさまざまなイベントやコンベンションを誘致しています。運営は、トリニティぎふ（一般財団法人岐阜市公共ホール管理財団、株式会社総合舞台はぐるま、株式会社コングレの共同事業体）が行っており、地域の文化発展にも寄与しています。

施設の歴史と特徴

長良川国際会議場は、1995年9月1日に杮落しを迎え、建築家安藤忠雄による設計に基づいています。施設の中でも特に注目されるのは、最上階に位置する国際会議室の卵型の外観です。この独特な形状は、訪れる人々に強い印象を与え、長良川の対岸に広がる金華山や岐阜城を望むことができる開放的な空間を創出しています。

主な施設構成

メインホール（さらさ～ら）

長良川国際会議場のメインホールは県内最大のホールで、主にコンサートや大規模な会議の開催に使用されます。収容人数は1,689席を誇り、優良ホール100選にも選定されています。毎年、岐阜大学の入学式や卒業式もここで行われ、地域の重要なイベントの場として位置付けられています。

国際会議室

国際会議室は、その卵型ドームの中に設けられており、国際規模の中規模会議にも対応できるような設計がなされています。この会議室には、4カ国語の同時通訳設備が整っているため、国内外からの参加者にとっても非常に使い勝手の良い環境が整っています。開閉式の壁を開けることで、素晴らしい景色を望むことができます。

会議室

施設内には大小様々な会議室が揃っており、用途に応じたスペースが提供されています。これにより、さまざまな規模や形式の会議やセミナーに柔軟に対応することが可能です。

屋上庭園

また、屋上には階段状の大庭園があり、特に長良川に面した階段部分は絶好の花火鑑賞スポットとしても知られています。毎年開催される花火大会では、入場者を公募し、多くの人々が集まる賑やかな場所となっています。

交通アクセス

長良川国際会議場へのアクセスは非常に便利で、JR岐阜駅や名鉄岐阜駅から岐阜バスを利用し、長良川国際会議場北口もしくは長良川国際会議場前で下車することができます。この立地の良さも、様々なイベントが開催される要因の一つです。

長良川国際会議場は、地域の文化や国際的な交流の場として、今後も多くの人々に利用されることでしょう。

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